うみがめ見聞録��
運が良ければ二度行ける？(2007.09.08)
修学旅行も、学校によって時期はまちまちで、特に年度途中で転校する事になった子の中には、２回修学旅行に行けたという運のいい子もいます。反対に運悪く１度も行かれなかった子もいたようです。
私の小学校時代の修学旅行は９月中に行われていた事から、２学期が始まると同時に私のクラスに転校してきた女子二名は、運良く修学旅行に２回行く事が出来たと話していました。
その小学校の修学旅行は、釧路から帯広方面に向かう一泊二日の日程でした。初日は帯広動物園・音更町のコーラ工場・扇ヶ原・然別湖を回ってその日の泊まり・糠平温泉に向かうコースでした。
動物園なら釧路にもあります。しかし1975年開園と比較的歴史が浅く、その限りでは帯広（1963年開園）に負けています。
その日の宿は、ダム湖である糠平湖に面した温泉宿で、各クラス３部屋（男子１室・女子２室）があてがわれました。
従って、男子部屋では正にクラスの男子全員が雑魚寝状態でした。
それが余計に皆興奮して明け方近くまで騒ぐ、という結果にもつながりましたが…
ひがし大雪博物館は、1970年の開館で、大雪山の豊富な自然資料を始め、外国産の昆虫類、特に南方の珍しく美しいものが展示されています。
特に目を引いたのが、時価76万円という蝶でした。
糠平湖に向かう途中で雨に降られ、ダム湖と発電所については駆け足での見学になってしまったのが心残りでした。
実は中学の時にも、２度修学旅行に行った人がいました。 その人は５月の修学旅行から帰ってきて間もなく転校、転校先の学校では７月（だったと思う）に修学旅行が組まれていたために２度行くことができたのだそうです。
鬼ヶ島は実在する！（2008.07.25）
「うみがめ太郎物語」（「お遊びの部屋」参照）の関連記事
むかしむかし、ある所に「おじいさん」と「おばあさん」が住んでいました。
「おじいさん」は「山へしばかれ」に、「おばあさん」は「川へ洗濯」に行きました。
ある日「川で洗濯」をしていると、川の上流から
「大きな桃がどんぶらこ〜どんぶらこ〜」と流れて来たので、お爺さんと食べようと持ち帰りました。
二人で桃を割ると中から男の子が生まれたので、「うみがめ太郎」と名付けて大事に育てました。
成長したうみがめ太郎は、鬼ヶ島の鬼が人々を苦しめていることを知り、鬼退治を決意するのでした。
おじいさん、おばあさんから「きびだんご」を餞別に貰い、道中にそれを分け与えて
「バルタン星人」、「えなりかずき」、「涼宮ハルヒ」を家来に従えたのであった。
鬼ヶ島で鬼と戦い、見事に勝利を収め、おじいさん・おばあさんの元に返り、幸せに暮らしたという。
めでたし、めでたし
これは桃太郎伝説を元にしたパロディですが、話の筋自体はオリジナルと殆んど変わりません。ところで、この伝説の舞台となった鬼ヶ島が実在の島だったってご存知でしたか？
高松港の沖合い約４kmの瀬戸内海に浮かぶ女木島がそれにあたります。
私が現地を訪れたのは小１の夏休みでしたが、高松からのフェリーのダイヤ編成に連動して、島内観光のバス]が出ていました。
島内観光と言っても、港と鬼ヶ島伝説で知られる洞窟を行き来するだけですが。
で、このときのガイドさんの説明によれば、鬼ヶ島に住んでいたと言う鬼とは、実は昔瀬戸の海を荒らしまわっていた海賊の事を指している、とのことでした。
桃太郎のお供のバルタン星人・えなりかずき・涼宮ハルヒ、いえ犬・猿・雉も、実際には讃岐及び吉備（香川・岡山）の民衆の事だそうです。
洞窟は、自然に出来たものではなく、鬼たちがこしらえたものだとも言ってました。
桃太郎伝説には様々な解釈がありますが、このガイドさんの話もその中の一説を紹介したものなのでしょう。
コメント欄から
○鬼といえば、南蛮人の大男を鬼、と言ったようなこともありましたね。
怖いもの、異様なものの例えを鬼、と言っていたのでしょうね。（Colour）
●あと、風水における「鬼門の方角」である丑寅（うしとら）の方角から鬼がやって来ることから、それとほぼ反対の方角にあたる申酉戌（さるとりいぬ）を守り神とした、という説もあるそうです。
なるほど、鬼が牛のような角を生やし、虎皮の腰巻を穿いているのもこれで納得ですね。 （うみがめ）
○私も、桃太郎の鬼退治は瀬戸内の海賊をさしていると聞いた事があります。
小学校の頃だったので、うろ覚えですが・・（おだんごりん）
●この他にも、岡山県総社市東部にある、鬼ノ城という城が築かれた鬼城山（きのじょうざん）が鬼ヶ島のモデルと言われています。
伝説に登場する「きびだんご」は漢字で書けば黍ではなく吉備なんですよね。（うみがめ）
○桃太郎伝説は日本各地にあるようですね。
でも、きびだんごは岡山県のが有名ですね。
以前長野に行った時にも鬼岩とか、なんだかそんなところがありましたね。
（うろおぼえですみません）（ナナ）
●調べたところ、岐阜県の南部、木曽川流域に鬼岩公園というのがありますが、恐らくこれのことを言いたかったのでしょう。（うみがめ）
○そうです、そうです。その辺でした。そこの駐車場というかドライブインで＜おやき＞を食べたのはよく覚えています（笑）
夏なのに涼しくて、もやっていて、ほかほかのおやき（なすとか、山菜）がおいしかったんです。 （ナナ）
●軽井沢に代表される避暑地は大抵内陸部にありますが、その訳がわかるような気がしました。（うみがめ）
○＞「おじいさん」は「山へしばかれ」に・・
キャハハ！大爆でしたよ〜！
家来の顔ぶれにも大爆！
鬼が島が実在する話、 私も聞いたことがありますよ♪
行ってみたいですね〜 （バンビ）
●元記事には「これがうみがめ太郎の日本一」という項目もありますが、これも笑えます。
判定サイトにもリンクしていますので興味があればどうぞ。（うみがめ）
○桃太郎伝説はいろんな地方で存在 するようですね。
鬼とする対象がほとんどの場合山賊や 海賊といったものが多かったのでしょうね。
こちらにも桃太郎山というところがありますよ。（防人）
●それは恐らくナナさんも話題にしていた鬼岩公園のことですね？ （うみがめ）
○大阪府立国際児童文学館だったのか、記憶が定かではないのですが、桃太郎の話は、時代や作家の主義・主張によって、色々有るようですね。
もちろん、一番最初の話があるのでしょうが・・・。（戌年男）
●大元の話は、正確にはいつ成立したかは分かっていないのですが室町時代とされています。広く広まったのは江戸時代以降だそうです。（うみがめ）
父の三回忌(2008.08.20)
本当は、８月20日が父の命日に当たるのですが、2008年は17日に三回忌を済ませました。
前日現地入りしたのですが、苦労して予約した航空券を危うく不意にするところでした。[:汗:]
実は高知空港までの道が混んでおり、いつもなら自宅から30分もあれば行ける所を長く掛かってしまい、予約していた11時発の飛行機に乗り遅れました。
そこで後続の便に振り替えることにしたのですが、受付で「今日は午後の便も事前予約で満席、キャンセル待ち予約しても確実に乗れる保証はありません」と言われ不安になりました。
それでも、13時45分発の飛行機に運良くキャンセルが出て、無事羽田空港に着きました。
私達が流山の親元に着くのとほぼ同時に多度津に住む伯父夫婦が着いた以外、親類は皆当日の朝に続々と家に来ました。
当日は10時半にお坊さんが自宅にいらしたのですが、いつもとは違う人でした。
恐らく、いつも来るお坊さんはお盆の時期と重なって忙しく、我が家に来ることもままならなかったのでしょう。
三回忌の法要も、１時間位掛かるかと思っていたら、30分ほどで「先を急ぎますので」と言って切り上げてしまいました。 きっとそのお坊さんもご多忙だったのでしょう。
12時半から会食を予定していたのですが、こんなことならもっと早くしても良かったかもしれません。
結局予定通りに、自宅近くを流れる利根運河沿いにある割烹「新川」で参列者（父の兄弟達・母・兄一家・私達夫婦）全員で会食をしました。写真はその時の料理の一部です。
左は先付の胡麻豆腐・いか・一口寿司など、右は煮物で茄子・白身魚・オクラなどが使われています。
これ以外にも刺身、天婦羅、うな重などが出たのですが、さすがに後のほうになると皆満腹になったようで、揚物とうな重はかなりの人が持ち帰る形にしていました。
新川ＨＰ
利根運河とは、利根川と江戸川を結ぶ人工の川で、太平洋岸と江戸を結ぶ水運のルートとして、銚子から利根川に入って遡り関宿（せきやど）を経由して江戸川を下るルートの一部として作られました。その建設に当たっては、オランダ人技術者のヨハニス・デ・レーケ（1842〜1913）とローウェンホルスト・ムルデル（1848〜1901）が尽力しています。
とはいえ、水運業は陸上交通の発達とともに衰退、利根運河も水運路としての役割を1944年に終えました。
1975年に、首都圏の水需要をまかなうために利根川から江戸川へ導水するための利根川広域導水事業が開始され、利根運河はその導水ルートとして再び脚光を浴びます。しかしそれも、2000年に北千葉導水路が完成したことによってその役割を終えました。今は親水公園としての整備が進められているとのことです。
運河沿いは、周辺住民にとって格好の散歩（又はジョギング）コースとなっており、私の両親も毎朝ここを散歩するのが日課となっていました。
私自身もここを散策したことがあるのですが、丁度この頃は緑が映える季節、これ以外にも四季折々の景色を楽しみながら散策していると、都会の喧騒を一時忘れさせてくれます。
ただ三回忌当日は昼から雨が降り、せっかく父を偲びながら運河沿いを散策しようと思ったのに、そんな気持ちもそがれました。orz
癒されました…(2008.11.26)
2008年11月14日から16日までの間、少し早い妻の誕生日祝いを兼ねて、大阪まで遠征していました。
実は今回の遠征では、日頃の疲れを癒そうと、二人で受けられるリラクゼーション・サロンへ行くことを計画していました。
本当は「ロミロミ」と呼ばれるハワイ式マッサージを希望していたのですが、女性のみの受付だったり、市街地から離れていたりとなかなか好都合の場所が見当たりませんでした。orz
そこで、ロミロミには拘らず、ホテルに直結したサロンに予約を入れました。
堂島のＡＮＡホテルに先月(10月）オープンしたリラクゼーション・サロンでしたが、妻は全身のローズオイルマッサージとフェイシャル・エステ、私はボディマッサージとやはりフェイシャルエステをしてもらいました。
施術後、やはり日々の疲れが癒されたと同時に、顔の張りとつやも普段とは違ったように感じました。
妻のほうも、日頃冷えやコリに悩まされていたのを一時忘れさせてくれるほどの効果だったと話していました。
十分な癒し効果があったようです。
そこでは他にもホットストーン・セラピーもしているそうで、また機会があれば行ってみたい、と話していました。
バナナを使ったケーキにアイスクリームが添えられたものです。
これ以外にもプレゼントとして鞄や服も購入、束の間の休みを満喫して帰高したのでした。
博多の冬は寒か！ （2008.12.10）
「職場の慰安旅行」（「うみがめ波瀾万丈・成年編」参照）の関連記事
二年目の年はローテートで他科を回ったのですが、その派遣先の循環器内科でも医局旅行に行っているのです。
実は博多を訪れたのは、この時が２度目でした。つまりその年は医局旅行に２回行く事が出来ました。
八幡浜からフェリーで大分県は臼杵に上陸、ここから由布院温泉に向かいここで１泊、翌日は町中を散策して後博多のキャナルシティに移動、福岡から空路帰高しました。
初めて訪れたのはその前の年の12月初旬でした。
この時は、福岡で学術講演会があるというので、医局の上司二名とともに空路福岡入りしました。
午前中の便だったので、まず会場となっている建物の近くにあるラーメン店に入り、本場の博多ラーメンを堪能しました。
会場では、スポンサーの医療機器メーカーが最新機器の展示をしており、超音波診断装置のほか、放射線管理分析装置や骨量測定装置などが置かれていました。
講演は何題か行われていたのですが、私達が聴講したのはそのうち、肝癌治療の一種である「肝臓エタノール注入療法」、そして「細菌性腸炎」に関する講演でした。
講演の合間に昼食が振舞われたのですが、メインディッシュがシーフードフライの盛り合わせだったのは誤算でした。
今回の出張を計画したメーカー担当者としては、思い切り奮発したつもりだったのでしょうが、こんなことなら先にラーメンを食べるんじゃなかったと思いました。orz
夕方、これもメーカー側が用意したその日の宿に向かいました。
その宿こそが、キャナルシティの中にあるホテルでした。
このあたりはかつて、鐘紡の博多工場が建ち、博多駅もその近くにあったとの事ですが、昭和30年代に工場は閉鎖、駅も移転したことにより、すっかり寂れてしまったそうです。
その後、周辺の再開発事業により大型の商業施設として生まれ変わり、施設の中を運河（canal）が通っていることから「キャナルシティ」と名付けられました。
施設には、ショッピングゾーン、シアターゾーン（映画館や劇場など）、アミューズメントゾーン（ゲームセンターなど）、グルメゾーン、オフィスやショールーム、そしてホテルに分かれており、ホテルは外資系とビジネス系の二つがありました。
私達がどちらに泊まったかはご想像にお任せします。
夕食は、これもメーカー側が予約したふぐ料理の店で頂きましたが、刺身・鍋・ヒレ酒・白子の焼き物・シューマイそして雑炊と、やはりボリュームが多くてとても食べきれる量ではありませんでした。
私達が訪れた日は丁度雨が降っていて、それが夜には雪に変わるという状態で、同行した上司も「まっこと、ひやいぜよ」としきりに連発していました。因みに福岡ではその日が初雪、桜島あたりでは初冠雪を記録したそうで、道理で寒いはずだと思いました。
でも考えてみれば、普段から博多の冬は土佐に比べれば「寒かもん」かもしれません。
福岡は高知よりも緯度が高く、その上日本海に面していることから、北からの寒気の直撃を受けやすいのです。
「九州は温暖」という定説は、少なくとも福岡や長崎などの北部には当てはまらないわけです。
そういえば、翌日帰宅して後、テレビでは「福岡国際マラソン」の中継をやっていましたが、その時もやはり雪がちらついていました。
寒空の中走らされる選手がお気の毒に思えました。
コメント欄から
○おーーー！！！
うみがめさん、博多に来られたんですねー！
「めんたい」や「おきゅうと」も食べられましたか？
朝食に出ることが多いですけど・・。（バンビ）
●明太子は確かお土産として購入しました。最近でもお取り寄せで買うことがありますよ。
おきゅうととは私も知りませんでした。調べたところ、海藻を加工した食品だそうですね。（うみがめ）
○「おきゅうと」、 見かけはグロテスクに見えるかもしれませんが
ところてんと同じ感じで お醤油やポン酢で食べるとメッチャおいしいんですよ♪
今度来られたらゼヒ食べてみてくださいね（バンビ）
●はい、機会があれば是非試してみたいです。 （うみがめ）