うみがめ見聞録��
32/47+1（2006.10.03）
これは私が今までに足跡を残した事のある地域の数です。
親が転勤族だった事、また子供の見識を広める目的で各地に連れて行ってもらった事も影響して、全国47都道府県の殆んどに足を運びました。
ただ、和歌山・島根・熊本・宮崎・鹿児島の5県にはまだ足を運んでいません。また、群馬・佐賀・滋賀・福井・石川・富山・新潟・長野・山梨・埼玉の10県は、通り過ぎただけで上陸はしていません。
つまり私が足跡を残したのは、差し引き32都道府県、加えてアメリカ合衆国ハワイ州（プラス１とはこのこと）となります。
心の原風景 （2006.10.08）
東京に住んでいたときは、毎年夏休みになると両親の実家のある香川県に出掛けるのが何よりの楽しみでした。
どこまでも広がる田や畑、近くを川が流れ、家の裏手には山があり、少し車で走れば目の前に海が広がる、町中もあちこちに古い町並みが残っている。そんな田舎の景色が私にとっての原風景でした。明らかに、都会とは違う時間が流れている感じがしました。
だからでしょうか、東京へ帰る日は「ああ、また騒がしい東京に帰らなくてはいけないか」と子供心にも何と無く憂鬱になったものでした。
そんな気持ちからでしょうか、今でも「東京はたまに遊びに行くには都合がいいが、自分が住むところではない」と考えています。
世の中には、城巡りを趣味になさっている方もおられます。私の場合は、趣味という程ではありませんが、旅先で観光名所となっている城には大体立ち寄っています。
我が国で三名城と言えば、大阪城・名古屋城・熊本城ですが、このうち熊本以外には訪れたことがあります。ただ、いずれも建造当時そのままではなく、後に復元されたものです。だから、城内にエレベータがあって、その点興ざめです。
無理もありません。大阪城は幕末の戦乱の中焼失、名古屋城も第二次大戦の空襲で焼失、その後町のシンボルとして再建されたという経緯があるのです。だから、復元された天守閣には鉄筋が入っており、エレベータも設けられている訳です。
逆に言えば、高知城は築城から400年以上経った今も当時の姿を残していますが、それは戦災を免れたからこそなのです。国の重要文化財に指定されたのも納得です。
その高知城、夜間にはライトアップされますが、暗闇の中に忽然と城が浮かび上がった姿は不気味だ、と言う人もいるようです。 （写真は名古屋城の金鯱）
コメント欄から
○３古城なら、興ざめしなかったかもしれませんね。 （ハニー）
●高知以外に、建造当時のまま残っているお城ってあったっけ？
松山城も何度か修復や建て替えがなされてるし… （うみがめ）
○犬山城や、彦根城、松本城もそうだったように記憶してますが。
高知城は、一度消失してるようなので、古城に値しないんでしょうね。 （ハニー）
●高知城のＨＰに因ると、確かに享保12年（1727）焼失、宝暦３年（1753）再建とあります。その限りでは建造当時の姿を留めているとは言えませんが、再建からも既に250年以上経っており、十分古城の部類に入るのではないでしょうか？ （うみがめ）
○古城は＜国宝＞だとおもいます。
重要文化財に指定されてるくらいなので、準古城規定に値するんだと思います。
ところで、今度は≪金のしゃちほこ≫
中央道＜松川ー飯田間＞だったと思いますが、257ｋｍポスト南側斜面に、
＜金のしゃちほこ＞の屋根を持つ個人宅があります。
＊りんご畑を売って、改築されたそうです。（ハニー）
●個人所有の金鯱があったとは知りませんでした。恐らく名古屋城のそれに比べかなり小振りでしょうが… （うみがめ）
○犬山城も国宝ながら個人所有ですよね。松本城は中を階段で上がりましたので古いでしょう。
岐阜城や大垣城、八幡城は来られましたか。岐阜城は信長の拠点で信長が岐阜と名づけたので、岐阜市民には親しまれてます。大垣は入場料がかなり安かったような。
城はありませんがわが神戸町にも西保城跡があり桜がきれいです。大垣だと曽根城跡も味わい深く桜の名所ですから、近くの梁川星巖記念館とセットで訪れるといいですよ。（かじか）
●残念ながら、岐阜県内のお城には行ったことがありません。岐阜に出かけたのは、専ら受験目的（岐阜薬大）でしたから。
機会があれば行ってみたいです。 （うみがめ）
○僕の場合、東北の史跡巡りが好きです。
といっても、最近は行ってませんが(汗）
その中で、会津藩の拠点「鶴岡城」は良かったです。
同時に白虎隊の歴史にまつわる場所を見て周りました。
そうして歴史を辿ると、当時の人々の想いが伝わり、感慨深いものですね。 （ガン）
●会津の鶴ヶ城は私も近くで見たことがあります。 幕末つながりで言えば、函館にいた頃に五稜郭公園に行ったことがあります。 （うみがめ）
薔薇の花を撮った写真を３枚ほどＵＰしましょう。（これは2005年の５月に撮ったものですが）
これを撮った場所「姫路ばら園」は、開設者が交通事故で亡くなった息子を供養するために造ったもので、1977年の開園です。姫路市郊外、国道312号線沿いにあります。播但線・仁豊野駅が最寄りです。
個人所有の薔薇園ながら、その種類は1300種類、4000株を数えます。園内には薔薇の花が所狭しと植わり、その芳しい香りが園内いっぱいに広がっています。喫茶室では、薔薇を生かしたお茶やお菓子が頂けます。また、薔薇の鉢植えも購入できます。
入園料は大人500円、小学生300円です。 営業期間は、５月上旬から６月中旬、10月中旬から11月中旬となっています。
私は今までに３回そこを訪れています。秋に１回、春に２回です。 こじんまりとしていますが、沢山の薔薇が咲き誇る園内は一見の価値ありです。
コメント欄から
○向ケ丘遊園があった頃、バラ園に行って、バラのアイスクリームをたべました。 （ナナ）●向ヶ丘遊園は、私にとっても川崎・生田に住んでいた頃は絶好の散歩コースでした。
2002年の閉園後も、ばら園だけは川崎市の管理のもと、花の季節には一般公開されるとのことです。 （うみがめ）
○あとは、ほかには、大船のフラワーガーデン。父が入院している病院の見舞いにいった帰りによりました。ずいぶん前２０年以上前に見たときは小さかった木がすっごく大きく育っていてバラの花数も多く見応えがありました。わりと最近できた横浜の港の見える丘のちかくのローズガーデンは小さな木でした。 （ナナ）
●さすがに大船のほうには行ったことがありません。 20年も経てばさぞ立派に成長したことでしょう。（うみがめ）
○青いバラ ありましタァ？ （ハニー）
●青ばらは、確か自然界には存在しないと聞いたことがあります。
もしかしたら、品種改良によって青くなった薔薇があったかもしれませんが、良く覚えてません。 （うみがめ）
○きれいなバラですネ〜！
子供が見て「わーキレイ！」て喜んでます。
青いバラは、去年福岡であった
「アイランド花どんたく」で展示してありました。
その当時、品質改良して
まだ世界に１つだと言ってたと思います。
今、うちの庭に藤色のバラはありますよ〜♪（バンビ）
●そうでしたか。
まさに青ばらは「世界にひとつだけの花」という訳ですね。（うみがめ）
○行って見たいです〜（津熊照美）
●お車でしたら、播但道の豊富インターで下りて、国道３１２号を北向きに走って、ネスレの工場の手前になります。 （うみがめ）
○バラすごいきれいですね。
姫路にバラ園があるなんて知りませんでした。
大阪の中之島公園にあるバラ園は行った事があります。
勤務していた会社が近くにあったんで、バラのいいにおいがしていました。 （ざしき）
●大阪のバラ園は丁度市街地の真ん中にある中之島公園にあるのですね。バラ園といえば大概郊外にあるものというイメージがあっただけに、これは意外でした。
調べたところ、中之島公園の「バラの庭」には89品種、約4千株のバラが咲いているとのことです。無
論今も健在です。 （うみがめ）
毎年クリスマス前後に、素晴らしい光の芸術を堪能できるイベントが各地で行われていますが、その中でも特に大規模なものと言えば神戸のルミナリエでしょう。
1995年に、阪神・淡路大震災からの復興を祈願して始められたこのイベントも、今やすっかり神戸の冬の風物詩となった感があります。
私も、今から３年前にこれを観に行ったことがあります。 週末を利用して行ったのですが、この時は神戸市内に宿が取れず、やむなく芦屋で宿を取りました。
芦屋から電車で三宮に移動、しかしそこから会場入口までかなり歩かされました。旧外国人居留地の辺りですから、却って元町駅（三宮の隣駅）で降りた方が近かったかもしれません。
何より、現場は大勢の人でごった返しており、街中に設けられた光のアーチを通り抜けて東遊園地に抜けるまで、人の列が途切れることはありませんでした。
しかも沿道には、土産物などを売る出店も並んでおり、とても光の芸術をじっくり堪能する余裕などありませんでした。
公園に着いて、来た道のほうを振り返ることで、ルミナリエの全体像がやっとわかる、そんな感じでした。
実際に足を運んでみて、やはりこうした電飾は間近で観る物ではないなと痛感しました。
翌年の12月も神戸に行く機会がありましたが、この人混みに懲りてルミナリエ会場を再び訪れることはありませんでした。しかもこの時も神戸市内に宿が取れず、明石で宿を取りました。
因みに兄は、これとよく似たイベント、東京ミレナリオを観たことがあるそうですが、これも大勢の人でごった返していたそうです。
コメント欄から
○最近、電飾ものが流行っていますね〜＾＾
電飾を言えば、私は故郷仙台の光のページェントを思い出します。
昭和61年から始まったので電飾の草分け的存在ですね。
人混みと渋滞が嫌いなので数回しか見に行ってませんが(^_^;（ポン太）
●電飾の元祖は仙台だったんですか。これは知りませんでした。
仙台の祭りと言えば七夕位しか思い浮かびませんから… （うみがめ）
○仙台の光のページェントは結構有名ですよ〜＾＾今や冬の東北ツアーのルートに組み込まれるほどです。
でも、すべて企業や個人の寄付金で賄っているので、 予算的には苦戦していると聞いています。（ポン太）
○東京のミレナリオはもう終わっていますよ、協賛する会社が少ないからとかで・・ （ざしき）
●ミレナリオが資金不足等の理由で、去年限りで終了したことは知っていましたが、スポンサーが少ないというのもよく分かりませんね。景気回復というのならもっと積極的に出資する企業があって当然でしょうが… （ うみがめ）
○電飾だとギャラリーが遠くから集まって来て近所の人が迷惑するので自治会で話し合って自粛するとかいうお話。わりと近くの新興住宅街でのことですが。....最近はどこでも増えていますね。防犯になるとか、ならないとか議論もあるようです。 （ナナ）
●一般家庭でのイルミネーションの話ですね。高知辺りでも最近よく見掛けますが、やはり近所迷惑にならないよう留意している所が多いようです。 （うみがめ）
○ルミナリエはもともと兵庫県南部地震（明石とかのことを考えてあえてこう表現します）で亡くなった方々の鎮魂のために始まったものです。このため、マスコミで大きく取り上げられるようになってから観光気分で来る人が多くなった、と地元の人がインタビューで語っていました。それ以来、安易にルミナリエに行くのはやめようと思っています。それでも、ルミナリエは確かにきれいですけどね。
同じ字を書く私の地元・岐阜県神戸町（ごうどちょう）でも電飾が始まって数年になります。輪中堤を電飾で飾ってます。最初はルミナリエと名乗って著作権で問題になりましたが。 （かじか）
●まあ、地元の方にしてみれば、心静かに犠牲者の霊を慰めたいところだったのでしょう。
それがメディアの影響でお祭り騒ぎと化してしまった感は否めません。丁度クリスマスの時期にも重なっているし。 （うみがめ）
○昨晩、義母から＜ルミナリエの画像＞が届きました。
とっても美しい画像でしたyo。 （ハニー）
●やはり、現場で観るより写真で見るほうが素直に感動できるのでしょうか…
電飾アーチ下の出店でも、プロの写真家が撮ったであろう電飾の写真を売ってました。 （うみがめ）