乗り物談義��
団体貸切列車（2007.09.27）
時刻表に書いてある以外にも、実際には様々な列車が運転されています。
その代表ともいうべきが、団体貸切列車でしょう。
通常、職場や学校などの団体が使うのですが、最近では通常の営業運転をしている列車に増結する形で済ませる事も多いようです。
函館の中学で、冬の遠足に大沼スケート場（冬場湖面が凍結するのを利用した物）に行った時も、函館から大沼まで列車を使いましたが、それは確か通常の列車に増結する形だったと記憶しています。
純粋に団体貸切となっていたのは東京の小学校の遠足でのことでした。
学校の最寄り駅・下丸子から横浜市郊外にあるこどもの国まで、同じ東急線でも幾つかの路線に跨る形となる為、通常の列車では対応できないと判断したのです。
特に大岡山の駅で目蒲線（現・目黒線）から大井町線（当時は田園都市線の一部）に入るのですが、駅構内のポイント切替が複雑で、その切替作業に５分位はかかっていた記憶があります。
釧路の小学校でも、私が４年生の秋に、厚岸（あっけし）町にある公園まで遠足に出かけたのですが、学校の最寄り駅・大楽毛から厚岸までは貸切列車を使いました。
釧路近郊の列車は、釧路駅を境にそれより東の厚岸・根室方面とそれより西の大楽毛・帯広方面とで分かれており、両者を直接結ぶ列車は運転されていなかったのです。
この厚岸行きにはエピソードがあって、途中の別保駅（釧路市と厚岸町の間にある釧路町の中心駅）で地震に見舞われ、点検の為30分近く列車が駅に立ち往生したのです。
これにはさすがに皆参った様子でしたが、これも今となっては滅多にない経験だったと思います。
コメント欄から
○６月に修学旅行生が団体列車に乗り込んでいるところを見かけ 楽しそうだなぁ〜って思いました。
あと、少し前ですが、団体お座敷列車というものを見ましたよ。
中では、掘りゴタツのようになり、座敷に障子。
中では楽しそうにカラオケをしていましたね〜。
会社や仲のいい友達ごとに、申し込んだのでしょうが 仕事で移動する私にとっては、いいなぁ〜と羨ましかったです。
１車両づつ分かれていましたよ〜。 （さゆり）
●聞いた話では、お座敷列車は車両区分上グリーン車扱いだそうです。
長距離フェリーなどの座敷は普通席扱いなのに、面白いですね。（うみがめ）
○団体列車って、中学と高校の修学旅行で新幹線を使ったけど・・・どうだったのかな？
もし、それが貸切でなかった場合、まだ乗ってないと思う・・・。 （Colour）
●新幹線の場合は、通常の営業運転をしている列車の一部を団体貸切としているようです。（うみがめ）
○近鉄には修学旅行専用列車というのがあり、他の電車とは異なったカラーリングをしています。
めったに見かけることがありませんが、年に一度くらいは見かけます。（ぽち）
●かつての国鉄にもその手の列車が存在しました。
「ひので」（東日本）「きぼう」（西日本）などの名前で運転されていましたが、新幹線を修学旅行に使うことも多くなった1970年代に消滅しています。（うみがめ）
○近鉄の「あおぞら号」ですね。
私も大阪、奈良に行ったことを 思い出しました。（防人）
●旧国鉄からは消滅した修学旅行専用列車が、こうして私鉄では今も健在という事実、鉄道ファンにはこたえられないでしょう。（うみがめ）
○最近は、貸切列車で長い編成は、春夏の甲子園の応援列車ぐらいしかなくなってるように思えます。
僕の修学旅行は、高校は九州でしたが博多までは新幹線でした。（やなぎ）
●確かに、今時の団体貸切列車と言えばそれ位しか思い浮かびませんね。
今時は遠足に列車を使う際にも通常の営業運転をしている列車に乗る場合が多く、団体貸切は専らバスとなっていますね。（うみがめ）
○娘が今年修学旅行列車で信州まで行きましたよ。
昔はバス旅行のイメージだったけど 電車だと行きも帰りも予定通りのご帰宅で 渋滞知らずで良かったみたいです"^_^"（かな）
●そうそう、自動車はどうしても渋滞につかまると時間がかかってしまいます。
その点鉄道は定時定速運行だから安心ですね。 （うみがめ）
モーターショーと私(2007.10.25)
今回は、モーターショーの歴史を振り返りながら車と私の関係についても振り返りたいと思います。
東京モーターショーは、日本がようやく戦後復興を遂げた昭和29年（1954）に第１回が催されました。
会場は第４回までは日比谷公園、今の幕張メッセと比べると10分の１の広さでした。
第５回だけは後楽園、第６回から27回までは晴海の国際見本市会場で行われました。
第20回（1973）までは毎年開催でしたが、オイルショックと大気汚染対策の為の排出ガス規制が自動車業界にとってのダブルパンチとなり、第21回（1975）からは隔年開催となりました。
私が家族と共に毎年のようにモーターショー見物をしていたのは、丁度毎年開催されていた昭和40年代の頃でした。
竹芝桟橋から晴海埠頭までを結ぶ水上バスが出ていましたが、これは定時定速運行の為に用意されたもの、あとは事実上都営バスしかなく、晴海までの交通ははっきり言って不便でした。
会場では各メーカーの様々な自動車が展示されており、乗用車のブースでは試乗体験が出来たり、商用車のブースでは各種用途で用いられる「働く車」を間近で見る事が出来たり、法律上運転の出来ない子供でも楽しめた様に思います。
又この頃は、日産自動車によるプリンス自動車（スカイライン・グロリアは元々この会社のブランド）の合併（1966）、トヨタ自動車のダイハツ工業・日野自動車との業務提携（1967）、三菱重工自動車事業部が三菱自動車として独立（1970）など業界再編の波が自動車業界に押し寄せた頃でもありました。
そうした時代の中で、古きよき時代を象徴するボンネットバスが1971年、オート三輪も1974年に製造中止となり、自動車を取り巻く環境も変わりつつあるなということを実感しました。
晴海会場の不便な交通アクセスを解消するべく、第28回（1989）からは千葉市の幕張メッセに会場を移しました。そこは東京都心と成田空港のほぼ中間に位置する事から選ばれたそうです。
取り扱う車種が増えた事から、第34回（2000）から39回（2005）までは乗用車・二輪車と商用車の分離開催となりましたが、バブル崩壊以降の入場者数の長期低落傾向には歯止めがかからず、第40回（2007）からは再び統合開催となりました。
この時期の私達家族にとって、車は単なる憧れではなくなりました。
北海道に引っ越した事で我が家にも自家用車が入りましたが、今思えば、モーターショー見物はその時の下見だったのではないでしょうか。
私が大学に進学した頃、世はまさにバブル景気、当時の悪友は私にＧＴ、ツインカム、ターボと走り自慢の車ばかり薦めました。車が女の子を引っ掛ける道具、と言われていた頃です。
しかし当時からマイペースだった私は、そんな言葉には耳も貸さず、「車なんて所詮移動のための道具に過ぎない」と、軽４を購入、その友人をがっかりさせる結果となりました。
昨今、自動車業界が不振に喘いでいるのも、当時の私のような考えを皆がするようになったからに他なりません。
次のモーターショーで紹介される車が、そんな不振の自動車業界を救う起爆剤となるかどうか興味がわくところです。
コメント欄から
○昨今の石油製品高騰の折、 これからの車社会にも変化が起きるんでしょうかね？
ちなみに私はガソリン食いのＦ／Ｚに乗っていますが・・・反感！？？ （liuring）
●いえ、どのような車に乗っているかはその人の価値観によるものですから、一概に批判はできません。
ただ昨今の石油価格高騰によって、燃費の低い車にシフトする傾向は強くなることでしょう。 （うみがめ）
○そういえば「若者のマイカー離れが進んでいる。」というニュースをやってました。
燃料費の高騰もそうですが、渋滞に巻き込まれて時間のロスが生じるより、時間に正確な鉄道を利用する方が正しい選択だと感じます。
また、カーシェアリングが増え、マイカー持つ必要性が薄れると思います。
阪神地区はスズキ・アドレスV125等125cc未満の小型限定自動二輪が増えてます！
地域によって必要な車種が分かれてるようですね。 （うす）
●なるほどね、車を巡る環境も変わってきているようですね。
「いつかはクラウン」と言われたのも今は昔、今ではクラウンから軽四に乗り換える人もいるくらいですから…（うみがめ）
○今は、車を持ってないのですが、実家に居るときは、車のない生活は考えられなかったですからね！
カッコとか燃費とかはあまり考えなかったですね！
ただ、ワゴンタイプを好んで乗ってました。 （ドラムセットとか積むのに・・）
モーターショーって、行った事ないのですよ！ 車より、音楽でしたね（Colour）
●そうですか、行ったことがないのですか。
むしろ会場の遠くにいる人のほうが来場者の殆んどを占めていたりして…（うみがめ）
○テレビで紹介されていたのを観たのですが、
寝たふりをしていたら、話しかける車とか紹介してましたが
すごいなぁ〜、話しかけてくれるなんて・・・と思う反面、
寝ちゃったら危ないじゃないですかぁ〜と。
まぁ、色々とどの会社も競っているようで、楽しみですね。（さゆり）
●話す車ですか、それも面白そうですね。（うみがめ）
○モーターショー、行ったことがありません。
確かに最近は会話の中でもあまり 車の話題が出てきませんね(^^; （RIN)
●確かに、価値観の多様化によって車以外のことに興味関心が移っていった嫌いはありますね。（うみがめ）
○独身の頃は彼氏に連れて行ってもらったなぁ〜
結婚してからはメッセ近いのに行った事ないや〜
今でもモーターショー人気は衰えないのかな？ （かな）
●正に「灯台下暗し」ですね。
本文でも触れましたが、このところはモーターショー人気も下降線をたどっているようです。（うみがめ）
38年越しの高架化(2008.02.26)
ＪＲ土讃線の高知駅周辺で進められていた連続立体交差化事業が完成し、今日(２月26日）から鉄道が高架線に移行しました。
総延長4.1��、工事自体は平成６年（1994）着工ですが、実はその構想は今から38年も前からあったと言います。
中心市街地ではどこでも、鉄道の踏切によって特に朝夕のラッシュ時には道路が大変混雑します。
それに、鉄道によって分断された町作りを余儀なくされたことで、高知駅周辺の場合も南側の賑わいに比べ、北側は俗に駅裏と呼ばれどこか寂れた印象を与えていました。
そうした状況を何とかしなければと考えた高知県は昭和46年（1971）、鉄道高架化の調査を開始しますが、沿線住民からは当然のごとく反対に遭います。
反対理由としては、騒音・振動・景観・日照といったこと以外に、今では想像もつかないものもありました。
当時の列車トイレは、軌道上に直接屎尿を垂れ流す構造だったのです。
「そんなものが頭の上を通るのはたまらん」というわけです。
そういえば、大昔高徳線を利用した際に、トイレの扉には「高松‐栗林間（高松の市街地とほぼ一致）でのトイレの使用はご遠慮下さい」と書いてあったのを思い出しました。
この区間は当時から高架線となっており、前述したトイレの構造を考えれば使用制限も止むを得ません。（勿論今はそんな制限はありません）
それはそうと、このとき出された高知駅周辺の高架化計画は一旦白紙撤回されますが、実は調査の始まった頃に、昨日（25日）まで使われていた高知駅の建物が完成しています。
レストランや売店のある２階部分に行くにはエスカレーターがついていましたが、実はこれ、四国の駅では始めて導入されたといいます。
新しい駅舎は高知県産の杉を大屋根に使い、北側からも出入りでき、四国の駅では初めて自動改札機が導入されます。また、これも四国の駅では初めての下りエスカレーターがホームとコンコースの間に作られています。
四国初が高知から、というと意外に思われるかもしれません。
確かに、四国の中心と言えば高松か松山というのが通り相場です。人口も多いし、中央省庁の四国地区本部や大企業の支店もそこに集中しています。
でも、四国を扇の形に例えると、その要に当たるのが実は高知です。
一方、駅周辺の区画整理事業はまだまだ発展途上で、駅周辺を循環する道路の完成はこの秋、駅前再開発事業も具体的な話はこれからです。
何はともあれ、鉄道高架化によって高知の町が今後どう変貌していくか、期待したいと思います。
コメント欄から
○私のイメージ的には 四国といえば「高知」が真っ先に浮かびます。
祖母の家が東京・練馬駅前にあり・・
やはり高架工事が行われましたが・・
そのときには 「ねずみ」が大移動して大変だったと聞きました。
便利になることの裏側には 思わぬこともあるんだと・・・。
我が家の近くにも 駅ができるというふれこみで 夫の両親が今の土地を買いましたが ３０年以上たっても 駅の「え」の字もでません・・・
夢と消えた駅前住宅だそうです（さっこ）
●鉄道高架と言えば、小田急沿線では連続立体交差と複々線化が一体化された工事が進められましたが、一部住民が最後まで抵抗していました。
新幹線や高速道路の高架橋と違って「どうせ私には関係ない」と反対することは出来ない、と鉄道会社や自治体が甘く見たのが裏目に出た形ですが、高知の鉄道高架事業も似たような経緯を辿ったようです。（うみがめ）
○おーーー そうなんですかあ
そういえば四国には 一度だけ阿波踊りを みにいったきりだなあ・・・ （NON)
●確かに、北海道や九州に比べ四国は目立たない感じがあります。
しかし観光資源は豊富にあることから、この新駅舎が観光客に対する呼び水となるかどうか、期待されるところです。（うみがめ）
○長い時間を費やして、やっと出来たものって多いですね。
私が音大の講習会に通っていた頃から、モノレール建設のため 駅が工事中でした。
私が大学に入る頃はと思ってましたが、柱しかできず 卒業して２０年くらい経ち、やっと出来ました。
昔は、汚い町でしたが、今は近未来都市のようですよ〜！
うみがめさんの書いてあるように、色々な問題があったのですね。（さゆり）
●着工から20年で開業ですか、それも気の遠くなるような話ですね。
まあこうした新線建設については、建設を進める途中で採算が合わないから中断、なんてよくある話です。（うみがめ）
○高知市の衰退振りを見ると遅きに失した観がありますね。（Piichan)
●仰る通りですが、でも郊外に大型店が進出し、そのあおりで中心商店街は寂れる一方というのは、全国的な傾向ではないでしょうか？（うみがめ）
節目を迎えた本四架橋(2008.04.13)
2008年４月10日、瀬戸大橋が開通から満20年の節目を迎えました。
明石海峡大橋も同年４月５日に開通10周年を迎え、何れも本州と四国を結ぶ大動脈として人や物が日夜行き交っています。
橋が出来るまで、本四間の主たる交通は船でした。
しかし、それには濃霧や高波などの気象条件に左右されやすいという欠点がありました。
事実、子供の頃に一度だけ、神戸港から高松行きのフェリーを利用したことがあるのですが、その日はたまたま波が高く、船が予想以上に揺れたのを覚えています。
私が初めて瀬戸大橋を渡ったのは開通の翌年、このときは鉄道を利用しました。
橋の上から眼下に広がる瀬戸内海を眺めた時、何ともいえぬ感慨を覚えたものでした。
車内アナウンスで「瀬戸大橋は、瀬戸内海に浮かぶ５つの島を結ぶ６つの橋からなり、橋梁部9368m、高架部を含めた総延長13.1kmと、鉄道道路併用橋としては世界最長を誇ります。総工費は約1兆1338億円、９年半の歳月をかけて建設されました」と紹介されると、やはりこれだけの大事業には莫大な人・物・金が注ぎ込まれたのだな、と感慨を新たにしました。
瀬戸大橋の開通によって、本州と四国の間の交流は今まで以上に進みました。
四国、とりわけ香川県の大学は、岡山・広島・鳥取などから学生を積極的に誘致しています。現に岡山県の沿岸地域からだと、香川県は余裕の日帰り圏内です。
この私が岡山の女性と出会い、そして結ばれたのも、ある意味瀬戸大橋のお陰かもしれません。もし今でも本四間の交通が船だけだったら、きっとお互いの距離がこれだけ近付くことはなかったでしょう。
また、橋脚に当たる島々に住む人たちの生活も一変しました。
岡山との県境に近い櫃石（ひついし）島では、住民が島外に移住する所謂島抜けが、橋の開通後激減したといいます。
敢えて島抜けしなくても、車でほんの数十分走れば、大型商業施設が並ぶ倉敷市児島地区まで行けるからです。
そうした、生活路線としての本四架橋は、尾道と今治を結ぶしまなみ街道により顕著に現れています。
３つのルートの中で唯一、徒歩や自転車、原付バイクでも渡れるからです。
ただ、その名の通り島伝いにルートが設定されている関係上、本四間の連絡道としては却って不便となっています。
明石海峡大橋について言えば、とりわけ徳島から関西方面への買い物や各種イベントを目的とする利用者は格段に増えたものの、そのあおりで淡路島が単なる通過地点になってしまったと言う弊害も生んでいます。逆に関西から徳島に来る観光客も、橋の開通後は徳島で宿を取らずに日帰りしてしまう人が増えたという弊害を生みました。
しかし、本四架橋の抱える最大の問題は、通行料の高さです。
通常、高速道路は旧道路公団が運営し、その料金は全国一律に決められています。
しかし本四架橋については、本州四国連絡橋公団（現・本四連絡道路会社）が運営し、その莫大な建設費を捻出する為に道路整備特別措置法による維持管理有料制度が認められました。つまり、受益者負担の原則です。
そのせいか料金は他の高速道路に比べ割高に設定されています。
このことが、利用者の大幅増にとってブレーキとなっており、国では特別措置法に基づき、政令で定める公団の債務を一般会計において承継すると定めました。
解り易く言えば、本四架橋を全ての国民が等しく支える、ということです。
「なんだ、関係のない国民にも負担を求めるつもりか[:ムカッ:]」とお思いかもしれませんが、本四架橋は国民の共有財産と考えれば、そんなに腹も立たないのではないでしょうか。
結果として、高すぎる通行料を少しでも引き下げることになれば、それだけの負担も無駄ではないと思うのですが…
コメント欄から
○「瀬戸大橋」〜私が初めて渡ったのは開通してから随分経ったH6だったと思います（車で渡った）。
橋上から眺める瀬戸内海は本当に綺麗でした＾−＾其れと同時に、日本の建築技術は、周りの美観を意識して建築されているのだなと感じたものです。
今度機会があれば「明石海峡」も渡ってみたいですね〜(^_^)（西風）
●私は「しまなみ」だけ利用したことがありませんが、あれも周囲の景観に配慮した作りになっているようですね。（うみがめ）
○瀬戸大橋は３度往復しましたが いずれも鉄道でした。
ゆっくり景観が眺められるので 鉄道はいいですね。
もう少し通行料が安ければ利用者も増える と思います。
確かに近郊を問わず四国にもたらした 経済効果はあったと感じますね。（防人）
●確かに、自らハンドルを握っている限り、じっくり景色を楽しむ余裕などありませんから、そのためには公共交通機関に限りますね。（うみがめ）
120円で旅気分(2008.05.19)
あれは今から十数年前、私が医師国家試験の予備校に通っていた頃の事でした。
予備校の最寄り駅・新大久保から、一つ隣の駅・新宿まで大回りしたのです。
新大久保からまず山手線で日暮里に出て、ここで常磐線に乗り換えました。松戸を過ぎた辺りから、駅周辺以外には田園風景が散見されるようになり、現在兄が住む柏を過ぎて、我孫子に着きました。
ここで下車し、成田線のホームに回りました。昼間は１時間に２本程度しか発車しておらず、ホームで少し時間を潰してのち、電車に乗り込みました。
成田までは単線区間が続き、周りの景色も都心とは全く異なり、のどかそのものでした。
成田で乗り換え、佐倉から千葉に抜けましたが、この辺りになると徐々に車窓風景も賑やかになっていきます。
千葉から総武線で東京へ、更に中央線で新宿まで、ほぼ４時間かけての旅でした。
逆に新宿から新大久保に向かうのに、途中品川[:->:]（東海道線）[:->:]川崎[:->:]（南武線）[:->:]府中本町[:->:]（武蔵野線）[:->:]武蔵浦和[:->:]（埼京線）[:->:]池袋と回ったこともありました。
当時首都圏におけるＪＲの初乗り運賃は120円でしたが、今は130円になっています。
途中改札さえ出なければ、私が利用した以上の大回りをすることも出来ますので、お暇な方は挑戦してみてはいかがでしょう？
コメント欄から
○今は、スイカになり、切符の確認の車掌さんも回らなくなりましたね。
切符を買っての大回り。
車掌さんとの、会話のスリルもあったものでした。
大回りしてます。といえば笑ってくれたものでした。
今では、味気ないのかもしれません。（Colour）
●そうですか、首都圏では既に車内検札はしなくなったのですね。それは確かに味気ないですね。（うみがめ）
○これはお得感なんてもんじゃなく、れっきとした挑戦ですね〜。
これでギネス記録申請の競い合いも良いかもね（笑
私はせいぜい山手線を２週周した程度。（１周、約４０分（liuring）
●近畿圏でこれに挑戦した人もいましたが、これも確かに記録ですね。（うみがめ）