食べ物談義��
と言っても映画の話ではありません。
２月３日は言わずと知れた節分、皆さんのお宅では「恵方巻き」を召し上がられますでしょうか？
「節分と言ったら豆撒きでしょう！」と言う貴方は、きっと東日本にお住まいの方でしょう。
実は私も、大学進学で高知に来るまで、そんな風習があるなんて知りませんでした。
古来大阪の商家では、節分の日に福の神がいるという恵方に体を向けて巻き寿司を食べる、という習慣があったそうです。途中で噛み切ったり、食べ易いように前もって切ったりするのは、福が切れることに通じるから、それはせずに丸かぶりにするのだそうです。
恵方は毎年決められており、それが2007年は北北西ということです。
私の両親は香川県出身ですが、恵方巻きの風習など知らない、と言ってました。両親が子供の頃は、やはり節分には豆撒きの風習しかなく、それも家で大豆を炒っていたのだそうです。今時は、既に炒られた大豆を使う家庭のほうが多いはずです。大豆の代わりに落花生を使う所もあるそうですが…
このように、西日本でも知らない人のほうが多かった恵方巻きの習慣が広く知れ渡るようになるのは、高々今から30年前のことでした。
大阪の海苔販売店組合が広めたということです。
ただ当初は西日本限定のＰＲだったため、この私も高知に住むようになって初めて知った訳です。
それが全国に知れ渡るようになったのは今から10年ほど前、仕掛けたのは大手コンビニチェーンでした。そのことから、恵方巻きについて東日本の人は、「どうせこれも寿司屋あたりの商魂に乗せられているだけだろ」と思い込んでいるようですが、実は江戸時代からある伝統行事だったのです。
ただ近年コンビニが関わっていることで、売らんかなの精神が出てきたことは間違いありません。
コメント欄から
○お昼ご飯に恵方巻を初めていただきました。
こちら九州では名前は知っているけど、わざわざ買ってまでという感じの人が多いようです。 （ポン太）
●私は確か去年初めて頂いたのですが、他のおかずと一緒だったことから、妻と半分に分けました。
一本を半分にするのは本来ルール違反ですが、私達はげん担ぎのためよりも、季節ものとして頂いたのです。（うみがめ）
○そうなんだ〜
関西生まれの私は当たり前のように食べてたけど全国的なことと違ったんですね〜（ひらり）
●あと、これも節分の風習で「鬼よけの為、鰯の頭を玄関に飾る」というのも、どうやら関西が発祥のようです。（うみがめ）
○最近コンビニの幟でみかけることがおおいですナナ〜♪
スーパーにも売られています。最近です、そういうことを知ったのは。
豆まきしかしていませんでした。特別にたべなかったけど。
豆も落花生をたべましたナナ〜♪ （ナナ）
●いつからでしょうか、大豆の代わりに落花生を豆撒きに使うようになったのは。
「大豆では衛生上好ましくないから、落花生を殻ごと撒く」ということなのでしょうが…（うみがめ）
○ 小中高と大阪市内に住んでましたが、子どもの頃にはそんな風習はありませんでした。
大学時代は大阪を離れて一人暮らしをし、就職して再び実家（大阪）に戻ってみて
節分の日に当たり前のように１本の巻き寿司を出された時には「なんじゃあ、これは？？？」と
思いましたよ。（ぽち）
●大阪でも恵方巻きが広く認知されるようになったのは比較的最近のことだった訳ですね。
「大阪じゃ常識」だとばかり思ってました。（うみがめ）
○私も「急に１０年くらい前から見かけるようになったなー」と思ってますが、コンビニだったんですね。
その頃、ダウンタウンの浜ちゃんの妻・小川さんが、私が偶然見た雑誌Muffinで太巻きの話をされてたんですが、その頃ダウンタウンはampmのＣＭに出てましたね。ということは仕掛け人はampmだったのでしょうか。
東海地方でもこれをきっかけに恵方巻きが広まりました。東のほうの人は東海地方を安易に西日本に入れたがりますが、そうとは言い切れないことがよく分かりますね。西日本の人も安易に東海を東に入れたがりますが・・・。（かじか）
●コンビニ業界における仕掛人は、どうやらサークルＫサンクス（あるいはローソン？）のようですよ。
確か、大手コンビニの中でも関西に強い所が仕掛けたと思います。（うみがめ）
○広島では洋菓子屋さんが、 この恵方巻きにあやかって、 恵方ロールケーキなる物を販売してしまったです。（汗）
ロールケーキを1本まるまる恵方に向かって 無言で食すとの事です。 甘過ぎて食えんちゅうねん。（呆）（ＫＯＪＩ）
●これこそ、便乗商法以外の何者でもないと思います。（うみがめ）
○鹿児島では、小学校のとき先生が鬼になって豆まきがありましたが、恵方巻きは全く記憶にないので、なかったのでしょうか？
両親に尋ねてみます。（戌年男）
●本文でも述べた通り、関西でも局所的な風習だった訳ですから、鹿児島にはなかったのではないかと思います。 （うみがめ）
○ここ数年、ずっと、恵方巻き食べてます。なじみのおすし屋さんに、好みの具を真に入れて貰って、５本買います。これ以外に晩御飯いらないぐらいですが、お吸い物と、いわし(大きいもの)の尾頭付き、煎り大豆を歳の数だけ食べています。
その次の日は旧正月。この恵方巻は、年越しそばなんですね。（poket）
●なるほど、そんな見方も出来ますね。
２月４日は立春、旧暦で言えば春が来る事が即ち年が明ける事ですから、恵方巻きは年越しそばに通じる訳ですね。（うみがめ）
○そうそう♪
私大阪に幼稚園〜中２までいましたが ２/３には恵方巻を食べるものだと 思っていました。
福岡で「恵方巻」が出てきたのは ５年位前からだったかなぁ・・
もっと前かなぁ・・
でも大阪よりはかなり遅かったですよ(^_^;) （バンビ）
●何せ全国的に知られるようになったのがここ10年位のことですから、実際に普及したのはつい最近、と言っていいでしょう。 （うみがめ）
○うちの母親は恵方巻きは作りませんでしたが、親戚の家では いまだに作っているようです。久々に食べたくなりました。（バリ猫）
●御親戚は奈良県にお住まいでしたね。そちらでしたら恵方巻きの風習も以前からあったのでしょう。（うみがめ）
○親戚といっても、遠縁だけなんです。近い親戚は、ほぼ全員が千葉県民。
それなのに、恵方巻きを食べる習慣だけは一族の中に残っていたようです。
家系図を調べようとしていた叔父の働きの結果、奈良県に縁があったとわかって、初めて納得したようなものなんです。 （バリ猫）
●まあ、遠い親戚とはいえ関西系統の血が入っていることは確かでしょうね。
うちは両親とも香川県の出身ですが恵方巻きなど知らないと言ってますから、四国にこの風習が伝わったのも比較的最近ということでしょう。（うみがめ）
○安房の国（千葉県）は、陸上交通が発達してなかった頃は紀州（和歌山県）と結びつきが強かったそうです。黒潮に乗った海運が盛んだったそうで・・・。「白浜」など両県で同じ地名があるのもこの縁だそうです。
大和国（奈良県）は以前、川を下って紀州と結びつきが強かったですから、意外と安房とのつながりも強かったのかもしれませんよ。
調べてみたのですが、挙げられた３社の中で関西発祥なのはローソンですね。サークルＫは東海、サンクスは宮城発祥のようです。うみがめさんのおっしゃる通りだとするとローソンですね。
ちなみに東海地方では、最初はサークルＫとローソンとの２強の争いでした。その後ＣＯＣＯストアというもう一つの地場が出てきたのですが、現在は全国資本も入り乱れてます（関東ローカルは来てないですね）。（かじか）
●改めて調べたところ、恵方巻き全国発売の草分けはセブンイレブンだそうです。これに同業他社が相次ぎ参入し、今日に至るとのことです。
因みに四国にセブンイレブンの支店はありません。その代わり、関東資本のスリーエフが進出しています。（うみがめ）
○かじかさんへ
お元気でしたか？
あまり知られた著者ではないので私も名前を忘れてしまいましたが、 「房総万葉伝説」という、奈良方面と安房の繋がりを書いた本を以前 に読んだことがあります。
そうですか、紀州とも縁があったんですか。
なんだか、妙に納得してしまいました（笑） （バリ猫）
●こうしてお二人のやり取りを読んでいますと、中央（東京・大阪）経由でない、地域間交流の歴史が古くからあったのだな、と痛感します。
いや、むしろ今より盛んだったかもしれませんね。（うみがめ）
恵方巻きケーキ(2008.02.03)
(上記記事に関連して）
2008年の恵方は南南東となっています。恵方巻きといえば、上記記事に対するコメントにこんなのがありました。
広島では洋菓子屋さんが、 この恵方巻きにあやかって、 恵方ロールケーキなる物を販売してしまったです。（汗） ロールケーキを1本まるまる恵方に向かって 無言で食すとの事です。 甘過ぎて食えんちゅうねん。（呆） （KOJIさんのコメント）
その恵方巻きケーキが各地で売り出されているようです。これこそ、便乗商法以外の何者でもないと思います。 （うみがめのレス）
私もたまたま立ち寄ったスーパーで見かけ購入しました。
物は黒豆が粒ごと入ったホイップクリームをスポンジケーキで巻いており、丸かぶりしやすいように一口サイズになっていました。
甘すぎて食べられないほどではありませんでしたが、一本丸ごとはきついものがありますね。
やはり恵方巻きはお寿司に限る、と思いました。
コメント欄から
○今年も買いました、 太巻きひとり２本ずつ。
今日は酒が飲めなくなりそうです。（poket）
●それは勿論巻き寿司のほうですよね？（うみがめ）
○勿論です。 ケーキなら食べられません。（poket）
○ケーキもあるんですね。 売れているんですかね？（戌年男）
●そこそこ売れているようです。
やはり、巻き寿司ではのどにつかえるのが心配という人もいるから、比較的つかえ難いケーキの需要もあるように思います。（うみがめ）
○うちもお寿司の恵方巻きを買って来ました。
ほんとは手作りしようと思ったけど、スーパーに一杯並んでいたのを見たらつい・・・。
最近はロールケーキが流行っているから、この手の便乗商品もあるんでしょうね。
そういえば、うちも「ロールちゃん」と言う細めのロールケーキ買っちゃいました。（りひりひ）
●そうそう、恵方巻きもそうですが、かつては豆まきに使う豆も家で炒っていたのですよね。
これも今は「福豆」と言って小分けにされたものが市販されており、次第に家で豆を炒るという習慣も廃れつつあるようです。（うみがめ）
○私は駄目だ カロリーが気になるよ
１本 ？カロリーですか、それが ネックです（笠やん）
●実は私もカロリーを気にして妻と半分ずつ食べました。 （うみがめ）
○我が家は豆まきだけで終了
恵方巻は黙って全部食べきれないわ（かな）
●私は無理して全部食べきらず、（本来なら邪道ですが）最初から半分に切って食べるようにしています。
縁起物と言うより、季節物として頂いているからです。（うみがめ）
○いい年して、豆まきしたし、 恵方まきも食べました〜(^^ゞ
恵方まきは最初から半分しか食べません・・
１本は大きすぎて・・(^▽^;) （バンビ）
●そうでしょう、まして他にも色々と食べていたら、あれを一本丸かぶりなど難しいと思います。（うみがめ）
○恵方巻きは、やっぱり寿司ですよー。
ケーキだと、口の回りもクリームだらけになりそう！
カロリーも高いし、ダイエット中の私にはブブブー！
あまり太い寿司も同じですが・・・。（さゆり）
●私も実際食べてみて、やはり恵方巻きケーキは単なる便乗商品に過ぎない、と実感しました。 （うみがめ）
これも一種の便乗商法？（2009.02.03）
（更に関連して）
節分に合わせて恵方巻きを購入された方は多いことでしょう。
因みに2009年の恵方は東北東とのことです。
ところで近所のスーパーに行ったところ、上記記事で紹介した恵方巻きロールケーキを上回る便乗商品を発見しました。
それはコロンとポッキーの丸かぶりバージョンです。
コロンと言えば、円筒形のクッキーの中にクリームを詰めたお菓子で、本来は一口サイズにカットされているのですが、それがカットする前の長い形のまま入っているのです。
中のクリームは、オリジナル商品と同じようにホワイト・チョコ・イチゴの３種類があります。
確かにこれなら、ケーキよりは低カロリーかもしれませんが…
一方ジャイアントポッキーの節分バージョンには、きなこクリームが使われています。
何故きなこかというと、豆まきには欠かせない大豆を粉末にしたものだからと思われます。
１箱３本入りとなっています。
実は私もひそかに購入したのですが、今日（３日）は勤務の関係で食べられません。orz
「なんだ、今日食べないとご利益も半減するじゃないか」
別にいいんです、単に物珍しさから買っただけですから。
コメント欄から
○ 元々我が家では恵方巻の風習がなかったので無くても全く気になりませんが、コロンもポッキーも好きなので話のネタに買ってみようかな・・ｗ（まだらや）
●やはり、東日本にお住まいの方は「恵方巻きの風習など知らなかった」と言う方が多いようですね。もっとも私も知らなかった口ですが。[:汗:] （うみがめ）
○関東地方では、確か２〜３年前からですよ〜。
いずこも『商根性』が達者ですね！（笑
でも・・・私もそれに乗ってみるとしようか〜。（liuring）
●確かに、便乗商法としての恵方巻き菓子が登場したのはつい２〜３年前だと思いますが、そもそもの恵方巻きが首都圏に進出したのはそんなに最近のこととも思えませんが…（うみがめ）
○スーパーに行って来ました。
今日は、恵方巻きのコーナーが にぎわっていました。
みな、なぜ 飛びつくんだろう？
大阪やけど、 私のところでは、そういう風習 なかったんだ〜（クルー）
●以前の記事でも、「自分は大阪在住だが、昔は恵方巻きなんて風習はなかった」と言うコメントを寄せた方がおられます。
その方の年代にもよるのでしょう。 （うみがめ）
○そうかも知れませんね。
場所も京都より の田舎でしたので・・[:汗:]（クルー）
○ 私は売る方の立場なのであまり大っぴらなことは言えないけれど、ここまで「恵方巻、恵方巻」と言われるとやや押しつけがましさを感じます。
とは言いながらも、今晩食べましたけどね・・・。[:汗:]
便乗商品になるのですが、きょうは「ロールちゃん」というロールケーキの入荷が遅れてえらい目にあいました。
幸いチラシに載っていたわけではないので、お客様からのクレームがなかったのが幸いです。
山○パン、だらしないぞ！せめて電話の一本でも店によこして下さい！[:怒り:] （北国の人）
●確かに２月は、節分商戦に続きバレンタイン商戦が続きます。
１月からの合格商戦もそうですが、ここまで各社が商魂たくましくなってくると、やはり押し付けがましさを感じてしまうのは私だけではないようですね。（うみがめ）
○色々とお菓子の恵方巻きバージョン売ってたわぁ〜
コロンはいつもの一口サイズがいいなぁ〜（かな）
●そうですか、やはり奇をてらった商品よりも、基本形のほうが結局は好まれるわけですね。 （うみがめ）
○ああ、思い出しました！昨日買った「恵方まきロール」？
ロールケーキ、冷蔵庫にありました！今から食べたら、益々〜太りそうです〜[:キャー:] （津熊照美）
●私もこれ以上太らないように、夜９時以降寝るまではなるべくものを食べないようにしています。（うみがめ）
個性派は嫌われる？（2007.04.14）
家の近所に、スペイン風の創作料理を振る舞う店がありました。
過去形で書いたのは勿論今はないからですが、私も何回か利用したことのある店です。
高知と言えば鰹のたたきが有名ですが、それをアレンジしたカルパッチョ（写真）、あるいはスペイン風雑炊のパエリア、トマトをふんだんに使ったパスタなど、いかにも南欧といった感じの料理が売りでした。
ただ材料に凝った反面、売り上げは今一つだったようで、確か昨秋に閉店してしまいました。
最近になって、その店の跡地にベトナム料理の店が開店し、話題になっています。そのほうが日本人の口に合っているからかもしれませんが、これもいつまでもつことやら…
コメント欄から
○その場所にもよるのではないかと思うのですが.....商売がうまくゆかないような、よく聞きますが三角形の土地はよくないとか....あまり詳しくないのですが、建物を建てる時に地鎮祭をしますよね。....うみがめさんはお医者様だから、合理的なものの考え方をなさると思いますが、いかがなものでしょうか？（ナナ）
●確かにその店は、あまり人通りの多くない奥まった通りに面していました。
ただ、三角の土地ではありませんでした。（うみがめ）
○日本人の好みに合わなかったのでしょうか？
イタリア料理なら比較的日本人に合うようですけど・・・ 外国料理はリピーターをいかに増やすかが成功のポイントですね＾＾（ポン太）
●以前の店のオーナーシェフは、実際にスペインまで料理の修行に出たこともある人でした。
その本場仕込みの味が、開店当初は受けても、やがて飽きられたのでしょう。（うみがめ）
○私もスペイン料理よりベトナム料理が好きですね。
でも見ていると美味しくて洒落た感じのお店ほど続かないような感じ。
コストがかかり過ぎるのか・・？とか考えちゃいます。（サクロン）
●それはあるかもしれません。
以前の店も、オーナーシェフ一人で切り盛りしていた訳ではなく、従業員を雇っていたから、その人件費だけでも馬鹿にならなかったのではないか、と思います。（うみがめ）
○外食産業は本当に難しいですね。 確かにスペイン料理だと、ちょっと値段が高いような気がしてしまって・・・。（私だけかもしれませんが） ベトナム料理や、イタリア料理は気軽に入れる雰囲気のような気がしますよね。（Chappy）
●値段もそうですが、やはり日本人の口に合うかどうかの勝負ではないかと思います。（うみがめ）
（追記）
結局ベトナム料理の店も１年余りで閉店、その後には和食ダイニングの店が出来ています。
王妃の愛したスイーツ (2007.05.20)
「フランス王妃の虚と実（「メディア談義」参照）」の関連記事
元の記事で話題にしたフランス王妃マリー・アントワネットが愛してやまなかったお菓子が、21世紀の日本でも頂けるって知ってました？
それが、写真に示した「クグロフ」です。
クグロフとはアルザス地方の伝統菓子で、クグロフ型（斜めにうねりのある蛇の目型）にスライスしたアーモンドや乾し葡萄をいれて焼き上げたブリオッシュです。フランスのほか、マリーの生誕地・オーストリアでもよく食べられています。
アルザス地方では、日曜日の朝に焼かれるパンでもあり、アルザス産の白ワインによくあうといわれています。
元々「マリー・アントワネット」の映画も、妻が観てみたいと言っていたものですが、更にその映画で紹介されたお菓子にも興味を持ち、ネットで調べていたら、クグロフが入手できると知ったそうです。
早速注文、届けられたのが写真の商品です。
製造販売元のＨＰ http://www.rakuten.co.jp/p1904/index.html
左がクグロフフィグ、風味豊かな北海道醗酵バターにコクと甘味のある那須御養卵、隠し味のクリームチーズを合わせました。
そして、やわらかく煮込みブランデーで味を調えたいちじくを生地に加え焼き上げました。仕上げはフォンダンで可憐にティアラをイメージしています。
右がクグロフショコラ、ベルギー産のクーベルチョコレートとフランス産のビターチョコレートを合わせバター生地に少しずつ丁寧に丁寧に混ぜ合わせています。
仕上げにチョコレートでコーティング、刻みアーモンドが散らされています。
肝心の味ですが、フィグのほうはイチジクの酸味が利いたプチッとした歯触りの、どちらかと言えばあっさりとした食感でした。一方ショコラは全体的に重く、その分舌にまとわりつく感じがしました。
上記アドレスから直接注文できますので、興味のある方は是非。
コメント欄から
○近所の洋菓子店で、「マリーアントワネットの愛したお菓子、マカロン」ってでっかい看板がありました。
さすが、「パンがないならお菓子を食べよ」と言った方だけに、いろんな説があるようですね。
甘いケーキはほとんど食べませんが、こういうのは、いいですねえ。 材料も吟味されているし。（poket）
●これは元記事でもコメントしましたが、「パンがないなら…」については後世の人間の創作ではないかと言われています。（うみがめ）
○美味しそう〜！
これがフランス革命の引き金になったものなの？ な〜んて。 （さゆり）
●これが直ちにフランス革命を引き起こしたとは言えないとは思いますが、実際主食代わりにはなりそうでした。（うみがめ）
○ナナはよくクグロフつくりますよ〜♪（ナナ）
●ということは、焼き型もお持ちと言うことですね。これは一度食べてみたいナナ〜（うみがめ）
○うみがめさんのログを読んで、久しぶりに食べたくなって、作ろうと思って焼き型を探したけど見当たらない。ああ、ダイエットを考えて、友人にあげちゃったんだった。ざんね〜ん。クグロフの焼き型っていろいろな製品があるんですよね〜。アンティークなものだと陶製のとかあるんですよ。
飾っておくだけでステキなものがね。
こんど、また焼き型買って来ようっと。「焼き菓子の本」（料理本）は持っているんですよ。だから、またつくれるんだナナ〜♪（ナナ）
●確かに、あの独特な形の焼き型、しかも陶器だったら、ちょっとした部屋のオブジェにもなりそうですね。 （うみがめ）
○そうです。型がユニークですよね。（ナナ）
●焼き型と言えば、以前母はワッフル型をよく使っていました。
不要になったとのことで妻が譲り受けていました。（うみがめ）
○美味しそう〜♪
今、ベルギーのチョコを食べてるだけに、美味しいのだろうなあ〜と見てます！！ （kei）
●この業者さんでもチョコレートを注文できます。実際私もクグロフを注文したついでにオランジュ（ミカンの皮の砂糖漬けをチョココーティングしたもの）を頼みました。（うみがめ）
○そこの会社かわからないけど 食べた事ある〜＾＾
オレンジピールにチョコがコーテイングしてるのでしょう？！
合うんですよね〜オレンジとチョコ！（kei）
●そうそう、あれは食べ出したら止まりませんよね。
私はそこを抑えて日に２〜３本でやめてますが。（うみがめ）
○え？・・・２〜３本？？
私は〜・・・おほほほ〜＾＾ （kei）
○みんなの読んでたら最近止めてた お菓子作りしたくなっちゃった！
これが太る元になるのよ〜（笑）（かな）
●無理に我慢するのも体の為になりませんよ。
作りすぎない程度ならいいじゃないですか。（うみがめ）
○わ〜〜♪ おいしそう〜
食べ応えも十分ありそうですね〜
しかもマリーアントワネットが好きで食べてたってことで、なんだか夢があるもんな〜（ひらり）
●確かに、しっかりした食べ応えがありましたよ。
フィグのほうはチーズが入っているせいか、幾分生地も軟らかめでしたが。（うみがめ）
○クグロフ，大好物です〜
目標体重が達成する頃、好きなだけ ほおばりたいと思います！ （はーし）
●何かを達成した後は、美味しさも一際でしょうね。
おっと、リバウンドには気をつけて。（うみがめ）