食べ物談義��
カメロンパン（2008.12.06）
以前紹介した「パンダパン」に続き、動物をかたどったパンをまた見つけました。
写真のような、亀をかたどったココアメロンパンです。
高知市から車で西へ１時間ほど行ったところにある須崎市のパン屋で見つけたものですが、単純な丸型メロンパンに頭・足四本・尻尾がちょこんと付いた、なんとも愛くるしいデザインとなっています。
行った時点では売切れていたものの、実際にはこれより一回り大きく、中にクリームの入った親亀もあるそうです。
ところで、そもそもメロンパンという呼び名はどこから来たのでしょう？
あれ、別にメロンの味がするわけではありませんよね？
確かに店によっては実際にメロンフレーバーを使っているところもありますが、実際にはその形状がメロンに似ていることからそう呼ばれている、というのが定説です。
とはいえ、明治後期に初めて売り出されたメロンパンは、今とは違って紡錘形をしていたそうです。当時から表面にはクッキー生地が使われていたのですが、その形がメロンの仲間であるマクワ瓜に似ていたことから、メロンパンと呼ばれるようになったとの事です。
その後、丸い形でクッキー生地を乗せたパンが登場しますが、当時は昇る太陽のイメージから「サンライズ」と呼ばれていました。それがメロンパンと称されるようになるのは大正年間、マスクメロンが出回るようになってからです。とはいえ、京都・滋賀・兵庫・広島・愛媛の各府県では今でもサンライズと呼ばれ、紡錘形のメロンパンと共存しているそうです。
一方、メロンパンと亀がどうして結びついたかというと、表面のクッキー生地に数本の筋や格子状の溝が入れてある様が、亀の甲羅にも見えるところからではないかと思われます。
能書きはこの位にして、この手のパンを食べる場合、頭からかぶりつくか、それとも尻尾からか迷うところです。
ただこのつぶらな瞳を見ていると、さすがに頭からは気が引けます。妻も私も、尻尾から頂きました。
誰です、共食いなんて言ってるのは！
コメント欄から
○う〜ん、ココア味なのに「メロンパン」？絶対「メロン」はつけないとダメなんですね。はっきり「カメパン」じゃダメ？ （りひりひ）
●いや、その店ではメロンパンとは称していませんでした。 確か「○○さんちの子亀」というのが販売名です。（うみがめ）
○これは美味しいですね。 子供が喜びそう！（＾０＾） （マサヤ）
●以前紹介したパンダのパンもそうですが、こうしたキャラクターものは確かに子供が喜びそうですね。（うみがめ）
○うぁー、なかなかのアイディア商品ですね
このごろ、メロンパンも食べてないなぁ。
明日、見かけたら購入しょうっと。（NGOmatsuda）
●メロンパンについて、クッキー生地よりもメロンに近い食感を目指したのでしょうか、少々水っぽい生地が表面を覆っていたものもありました。私としては余り美味しいとは感じませんでした。（うみがめ）
○>少々水っぽい生地が表面を覆っていたものもありました。
甲羅のイメージだと、 普通のメロンパンより硬い、噛みごたえがあるほうが、大人としては納得なんですけど。
対象はやはり、お子様でしょうかネ??（NGOmatsuda）
●いえ、それは普通のメロンパンの話です。子供だった頃にそれを食べた私としても、その会社のははずれと思いました。 （うみがめ）
○かわいい〜
かわいくて食べるのに勇気がいりそう(^^ゞ
私のような精神年齢の低い人は大喜びです
「サンライズ」って名前のパン、 たぶん今はないけど、こっちでは結構この頃まで 売ってましたー。（バンビ）
●サンライズという呼び名は、関西から中四国の一部だけに残っていたのかと思ったら、バンビさんの住む北部九州にもあったとのこと、そうでもなかったのですね。（うみがめ）
○その形状、マスクメロンの表面の網目状をクッキー生地でひび割れて似ていますね。メロンパンよりもかメロンパンの方がこの表面のクッキー生地が厚いのでしょうか？ココア味．．．色もしっかりして亀っぽいですね。
食べてみたいですね。菓子パンの中でメロンパンは好き。特に最近表面がクッキー生地で、中がふんわりクリームのメロンパン、食感が２度楽しめて好きです。
メーカーは忘れましたが、橋本駅の構内で売られていました。また買いにいきたいです。（ナナ）
●食感自体は普通のココアメロンパンと同じでした。カメ型だから特に分厚いというわけではありません。 （うみがめ）
○親亀のクリームもチョコ味なのでしょうか？ 食べてみたいです。（ナナ）
●クリームは確かカスタードでした。（うみがめ）
○いかにも色がいいかんじですね。 外側がココア色、中のクリームがほんのり黄色かな？ （ナナ）
●まあ、そんな感じでしょうか。 （うみがめ）
○ははは
結局 共食い だったんですね
うみがめさん お洒落な方ですねぇ〜
ホント ふきだしちゃった・・・
あっ 冗談です
共食いなんていっていません（ムラコフ）
●いえ、仮に共食いと言われたとしても、別に気にはしないですよ。（うみがめ）
○うちは、１週間に一度来る北海道牛乳の直販車で売っている、夕張メロンパンを購入しています。
まあ、夕張メロンクリームを使用しているのか怪しいところはありますが、ほのかにオレンジ色をしている２個入りのメロンパンが、３５０円もするのですが、美味しかったので、よく買ってます。
でも、カメにメロンはあまり似合わないですね。（poket）
●夕張メロンのパンですか、それは美味しそうですね。 （うみがめ）
○私は、「ガメラ医師のBlog」管理人です。映画ガメラに関する情報収集Blogを更新しており、こちらの記事にはカメロンパンの検索から参りました。
拙Blogでは従来より、ガメラ関連情報の一環としてカメロンパンに付いての記事をまとめておりまして、この度12月８日付けの更新、
にて、こちらの記事をご紹介させて頂きました。（ガメラ医師）
●そちらのログも拝見しました。こうして見ていると、亀のパンも色々あるものですね。（うみがめ）
ゆずゆずゆずゆずゆずづくし（2008.12.22）
冬至にはゆず湯に入られる、という方も多いことでしょう。
ゆず（柚子）風呂には、冷え性や神経痛、腰痛などをやわらげる効果があり、血行促進効果により風邪の予防にもつながるとのことで、冬場には有難いですね。
ところで、皆さんは食材としての柚子をどのように活用していますか？
多くの人は、その搾り汁を香り付けのために使ったり、皮を薬味として使ったりがせいぜいかと思います。
でも高知の人に言わせれば、きっと「柚子の使い道がそれだけなんて勿体ない」と言われることでしょう。
高知県は、馬路村や北川村など主に東北部の山間の村で柚子栽培が盛んで、こういった地域では古くから、柚子を丸ごと絞った「柚の酢」に加工しています。それを寿司や酢の物に使ったり、あるいは醤油と合わせてポン酢醤油にしたり、砂糖などで味を調えて飲んだりと、幅広く使われているのです。それこそ、大分のカボスや徳島のスダチなどと同じような使われ方をしているのです。
果汁を絞った後の残りかすさえ、「柚子味噌」として味噌と和えて食べるくらいです。
こうした柚の酢や柚子味噌は、自家製のものが日曜市などの街路市でも簡単に手に入り、私自身も妻の実家からよく柚の酢を頼まれることがあります。
柚子の加工品も高知あたりではよく出回っています。
鍋物やサラダなどによく使われる柚子醤油は、殊に「ゆずづくし」という商品名で売られているものが有名で、愛らしい柚子の親子が登場するＣＭでは、タイトルに示したようなＣＭソングが流れます。
また、柚子果汁に蜂蜜で味を調えたジュースでは「ごっくん馬路村」が有名です。当初は村内のみで細々と販売されていたのですが、やがて通信販売で全国に販路を広げたことで爆発的なヒット商品になったとの事です。
左党向けには、チューハイなどの柚子カクテルのほか、柚子を原料としたワインも作られています。
でも、高知以外にも有名な柚子の加工品がありますね。
大分原産の柚子胡椒とは、柚子の皮と唐辛子を合わせ塩漬けにしたもので、通常青唐辛子が使われますが、赤唐辛子を使うこともあるそうです。
また韓国辺りでは、マーマレード状に煮込んだものを湯または水で薄めた柚子茶（ユジャチャ）が伝統のお茶として親しまれています。
柚子には香りを楽しむだけじゃなく、それこそゆーずー（融通）を効かせれば多彩な使い方が出来るというお話でした。
コメント欄から
○冬至にゆず湯に入ろうとゲットしておいたのに(ーー;)
その冬至の日にちを忘れてました[:汗:]
まっ！いいか(~o~)
今度寒い日に使ってみようと思ってます。（ポッポ）
●勿論冬至を過ぎても、この時期ゆず湯はお奨めです。（うみがめ）
○「ごっくん馬路村」に１票！
高知特産物品評会ではないって？ あれ？
ああ、日曜市がこいしいです。
アイスクリンとか、どんぐりあめとかね・・・（小中学生の時の記憶なので）（みわたろう）
●「ごっくん」について、地元では村人が登場するＣＭが流れているのですが、その素朴な感じが私も気に入っています。
何せ、発売当初は川で遊んでいる子供が画面に向かって、
「みんなあ、ごっくんやりゆーかえ？」（土佐弁で「やってるかい」の意）
と呼びかけるというパターンでしたから… （うみがめ）
○四国の柑桔系だと柚子も有名ですけど、愛媛の蜜柑（いよかん、でこぽん、温州など）徳島の「すだち」もなかなかですね。我が家の近所に「すだち焼酎」をメインに出す居酒屋があります。なかなかサッパリして好きなのでたまーに行ってボトル入れてたりしますｗ （まだらや）
●冬場は四国にとっては柑橘系の旬が続きます。
ポンカン・文旦あるいは八朔など私もよく口にしています。（うみがめ）
○この頃になると、柚子がスーパーに出回りますね。去年、スーパーで柚子湯用の袋付きの柚子を売っていたので、早速買って湯船に浮かべました。こう言う袋が付いていると、つい買ってしまうんですよ。終わったらそのまま袋ごと捨てればいいんですから。でも、今年は袋が付いていなかったのでやめてしまったと言う、横着な私です。（りひりひ）
●なるほど、袋付きですか、それならお湯の中に散らばらなくて便利ですね。
高知あたりでは年中柚子の入浴剤（乾燥した皮と身を袋詰めにしたもの）が売られていますよ。（うみがめ）
○さすが、うみがめさん！
最後のオチが最高！です。
「馬路村」のポン酢醤油、美味しいですよね。 大好きです。
柚子は好きなのですが、ありふれた使い方 しかしていなくて。
考えてみれば、勿体無いですね。（かぶ）
●実は冬至に柚子湯に入るというのも「冬至」と「湯治」を引っかけた洒落だそうです。
でもそうは言っても、柚子湯にはちゃんと薬効もあり、とてもただの語呂合わせとは思えません。（うみがめ）
○柚子で融通ときましたか！！
(o_ _)ノ彡☆バンバン ギャハハハ
これで、体も心もホッカホカですね^^（ま〜ま）
●身も心も温まりましたか、それは何よりです。（うみがめ）
雑煮雑感（2009.01.03）
お正月には欠かせない料理の一つがお雑煮ですね。
このお雑煮、実際には食文化の地域による多様性を如実に反映するものとして有名です。
大まかに言えば、関東風は切り餅を焼いたものを澄まし汁に入れていただく、関西風は丸餅を白味噌仕立ての汁の中で一緒に煮込む、という違いがあります。
ただ、実際には「その家庭で古くから馴染んだ味」に落ち着く場合が多く、必ずしも地域の特徴が色濃く出ているものばかりとは言えません。
例えば、私の両親は共に香川県の生まれであることから、子供の頃食べていたのは勿論関西風がベースでした。
結婚後、東日本に長く住んでいるうちに、次第に東西折衷となっていったようです。
丸餅と白味噌の双方が常に実家から送られて来れば苦労はなかったのですが、それが叶わなかったときなどは、切り餅を味噌汁の中に入れるような事もしていたのです。
北海道辺りでは、明治以降に各地の雑煮が持ち込まれた結果、東西折衷の傾向が強いということですが、彼の地の先住民族（アイヌ）にはそうした食習慣がなかったことも影響しているのかもしれません。
逆に西日本でも、九州や岡山・広島などでは丸餅を澄まし汁の中に入れるのが一般的ですが、これは参勤交代によって江戸文化を自在に取り入れた影響と思われます。
何年か前、妻が倉敷の実家で食べていたというお雑煮を作ってくれたのですが、具材としてブリが入っていたのが印象的でした。
同じ中国地方でも、山陰あたりでは小豆汁が一般的です。
つまり山陰では、他地域で言う汁粉や善哉の類を雑煮として食べていることになります。
その意味で考えれば、香川県の「あん餅雑煮」も相当変わっています。
ただ私の母に言わせれば、讃岐では昔から雑煮にあん餅を入れていたわけではなく、たまたまある家庭で丸餅が足りなかったことからその代用品としてあん餅を使っていた、それがやがて全県的に広まっただけというのです。
そうはいっても、白味噌のほの甘さと餡の強い甘さとがミックスした独特の食感は、一度食べたら病みつきになります。
現に兄嫁は、今でも実家から送られるあん餅を雑煮に使っているほどです。
各地域、各家庭によって味も製法も様々なお雑煮、貴方のお気に入りはどんな味付けでしょうか？
コメント欄から
○元日だったかテレビの「ケンミンショー」で「あん餅雑煮」出てましたね〜
ゲッーー！って思いましたが ゲストの方々が食べて「おいしい！！」を連呼してました。
食べてみたいです〜
さて、うちのお雑煮は丸餅を一度焼いて、 それから鍋に入れます。
ダシはアゴダシで、この辺では長崎でとれるアゴが ダントツ美味しいと思います
大阪に住んでいた頃のお雑煮はどんなんだったか どうしても思い出せないけど・・(^^ゞ （バンビ）
●何でだしをとるかによっても土地柄があるようで、一般には昆布や鰹節が使われますが、瀬戸内沿岸ではカタクチイワシの煮干が好まれるようです。（うみがめ）
○私もケンミンショー見てました。いちばんインパクトあるのが香川だろうな、と思ってましたら案の定でしたね。ただ「意外にうまい」の声が挙がってたのが意外で、私も食べてみたく思いました。もし香川大学を希望通り受けてたら今頃味わってたかな。
でも山陰が松江でチラッと触れられてた程度だったのが悲しいなあ。（かじか）
●以前、ある暇な人が「関東風の澄まし汁の中に餡餅を入れたらどうなるだろう」と試したことがあるそうですが、とても食べられたものではなかったそうです。
やはり、餡餅には白味噌が一番合うようですね。（うみがめ）
○お正月に欠かせないお雑煮も お国柄が濃く出ますねぇ
我が家は、基本が関東なので 「昆布＆カツオ出汁の澄まし汁 カシワ・ゴボウ・大根・人参・小松菜・ ナルト必須の焼いた切り餅」です
お正月を海外や国内の旅行先で過ごしても 家族が帰宅したら食べたがるので 我が家の味に成って居ますねぇ
おにぎりと一緒で母系文化でしょうね？（ちーちゃん）
●それは言えると思います。
私が確か小３の頃、初めて味噌仕立ての雑煮が出たのですが、それまでお澄ましだったのに、と奇異に感じたのを覚えています。
やがて何かの本で「味噌仕立ては関西風」とあるのを読んで、そういえば両親とも四国の生まれだったと妙に納得しました。（うみがめ）
○岐阜のお雑煮はかつおだしで醤油味の おすましに角もちに菜っぱのみ のシンプルなものです。
私は、転勤族なので日本全国の お雑煮を食べてきましたがやは り出身地方のものが一番美味しい と感じます。（防人）
●それこそ以前「手前味噌」という記事でも書いた通り、自分の故郷のものが一番という思いが強く出るものかもしれません。（うみがめ）
○家も鰹だししょう油ベースに鳥肉と小松菜
飾りに手まり麩と三つ葉って感じのさっぱり系
１度はあん餅雑煮食べたいと思うけど 沢山は食べれないかも（かな）
●具材として、関西風ではよく里芋や焼き豆腐が使われますが、これらは餅が高価だった時代にその代用品として使われていたものの名残だそうです。（うみがめ）
○お料理の先生で、土井勝さんて いらっしゃいましたが、 四国のご出身で、おうちは「あん餅雑煮」を 食べるとおっしゃっていたのを思い出しました。
美味しそうですね。
うちでは主人は、少し前まで絶対、おすましの お雑煮派だったのですが、最近、白味噌のお雑煮も 好きになったようです。（かぶ）
●土井氏と言えば関西風家庭料理の大家ですが、そうですか、その根底には四国・讃岐の血が流れていたのですね。 （うみがめ）
○あのぅ〜山陰地方代表で！！
アズキ汁ではなく「ぜんざい」！！
ぜんざいには謂われがあって 古来「神在祭」の際に振る舞われたのがはじまりだとか
「神在」→「じんざい」→「ぜんざい」 となったという説があり、アズキも古来より 謂われ深い食べ物だとか！！
これって、なんか、すごくないですか？？
((o(>▽<)o)) きゃははっ♪（ま〜ま）
●「他地域で言う汁粉や善哉の類を雑煮として食べている」とその下にも書いてありますが…
なるほど、そんないわれがあったのですね。さすが、出雲大社のお膝元だけのことはあります。（うみがめ）
あられ甘いかしょっぱいか(2009.03.04)
ひな祭りにはひなあられを召し上がられるという方も多いかと思います。
ところでこのひなあられも、どうやら「ところ変われば味変わる」のようです。
私がひなあられと認識しているのは、色とりどりで口どけ柔らかな、ほんのり甘みがついたものです。丁度昔懐かしい米はぜ（ポン菓子・パットライスとも）に砂糖をまぶし、色付けしたような感じです。
たまに粒の丸く大きなものが入っていたりすると、それを選んで食べようとしましたっけ。
しかし地域によっては、これとは別なものをひなあられと称しているのです。
関西あたりでは、もち米をついて焼いたごくごく普通のあられで、味付けも醤油や塩がベースとなっているのです。
中にはチョコレート味（大阪）やマヨネーズ味（名古屋）といった変り種が含まれているのも大きな特徴だそうです。
それこそ、ひな祭り発祥の地・京都を中心とした地域では、あられをおやつと言うよりも酒のつまみ感覚で食べていた影響でしょう。
そういえば、高知あたりでは関東風の甘いあられも出回っているのですが、やはり地理的に近い関西風のあられも出回っていて、私など、それを初めて食した時は一種のカルチャーショックを受けました。
いわば、普段あられとして食しているものをひな祭り向けにアレンジしたようなものでしたから…
私自身、男兄弟の中で育ったから、自宅でひな祭りを祝ったという記憶はなく、あられなどは季節物として頂いたというだけですが、そのひなあられにも実は地域性があったのですね。
コメント欄から
○ひなあられも進化中？？？（ま〜ま）
●まあ、進化と言うよりは地域による変化と言うべきでしょうが。（うみがめ）
○なるほど。 雛あられにも地方色があるのですね。
私自身は食べたことはないのですが、 大阪では「とよす」の雛あられが有名ですよ。（みずなす）
●我が家では大抵スーパーの安売り品で済ませることが多かったのですが、そうした専門店のは味も格別でしょうね。（うみがめ）
○今年はひな祭りを楽しむ間もなく過ぎちゃったわぁ〜
今日（４日）、お雛様は閉まってしまいました。
また来年会いましょう〜って（かな）
●よく「雛人形をしまい忘れると婚期を逃す」と言われますが、その言い伝えは今も語り継がれている訳ですね。 （うみがめ）
○私も弟ばっかり3人で 2歳ぐらいまでしかお雛様飾ってもらえず こんなになってしまいました(≧▽≦)
今も男所帯なので ひな祭りっていう習慣はありませんね(笑（かおりん↑）
●それは、男性的性格が強いという意味でしょうか？
まあでも私が想像する限り、十分魅力的な女性ではないかと思いますよ。（うみがめ）
ホワイトチョコレート（2009.03.16）
先週の金曜日（13日）、ホワイトデーに先がけ（当日自分は休み）、職場関係者へ先月のお礼にとホワイトチョコレートを差し上げました。
福岡の業者が扱っている、辛子明太子を練りこんだ変り種で、前もって試食してみて結構いけると感じたことから、それでも念のため「お口に合いますかどうか…」と前置きして差し上げたのでした。
ところでこのホワイトチョコ、どうやって作られるかご存知でしょうか？
手っ取り早く言えば、一般的なミルクチョコレートから茶色い色素の部分を抜いて作られるのです。
カカオ豆を挽いてできるカカオマスは、色素を含んだココアパウダーと脂肪分に当たるココアバターとに分離するのですが、このうちココアバターのみを砂糖や脱脂粉乳などと混ぜて作られるのがホワイトチョコと言うわけです。
ココアパウダーには、チョコレートの色と共に苦味の元でもあるテオブロミンという成分が含まれていて、それを体質的に受け付けない人でも食べられるのがホワイトチョコ、と言うこともできます。
欧米では1955年に初登場、日本でも1967年に北海道・帯広の六花亭から売り出されたのが最初とされています。彼の地は湿度が低く、水と空気がきれいなことから、このチョコレートづくりに最高の環境と経営者が判断したとのことです。
ただ、世の中にはホワイトチョコは所謂チョコレートとは別な食べ物だ、と言い切る人もいます。
あの色と苦味があってこそチョコ、と決め付けているのでしょう。
しかし一般的に黄色いものと思われているカレーの中にも、含まれるスパイスの加減によって白や黒、あるいは赤や緑のものが存在しています。
まして、ホワイトチョコはれっきとしたカカオ豆原料の食品です。言ってみれば「色抜きチョコ」と言うべきものでしょう。
コメント欄から
○とりあえず自分にも好みはあるのですが、目の前に出されたチョコは種類など関係なく口の中で吟味？してみます。
（ただ食いしん坊なだけですが。）
しかし、先日、口内炎があるにも拘らず食べた時には、滲みて後悔しました。チョコの中にはそのような成分も含まれているのでしょうか？テオブロミンがそうなのかなぁ？（おこめ）
●恐らくそうではないかと。
テオブロミンは、その化学構造がテオフィリンやカフェインなどと似ており、ごく軽度ながら覚醒興奮作用もあるとのことです。 （うみがめ）
○そうですか。つまり、口内炎があるにも拘らず、チョコを食べようなんて食い意地の張ったことを考える者は、ホワイトチョコを食べれば良いのですね。うみがめさんのお話は、いつも為になります。有難うございました。（おこめ）
●あと、よく「チョコの食べすぎで鼻血が出る」という話を聞きますが、これもテオブロミンの副作用の一種と思われます。（うみがめ）
○度を越すべからず。 ほどほどに。ってことですね。（おこめ）
●まあ、実際のところチョコで鼻血は単なる俗説という意見もあるのですがね。（うみがめ）
○なぬっ！？
ただ、幼い頃は食べ過ぎて、頭の痛くなることがたまにありましたけど。思い込みかしら？（おこめ）
●それは一種のアレルギー症状では？（うみがめ）
○気をつけましょう。
ところで、明太子チョコなんて福岡に居ながら知りませんでした。機会があれば、食してみたいものです。（おこめ）
●物は「明太ロッシェ」といって、明太子のはじまりどころ「ふくや」と、博多のチョコのはじまりどころ「チョコレートショップ」が共同開発した商品です。期間限定発売です。
甘さの中にスパイシーな食感がなかなかでしたよ。（うみがめ）
○ポッ(。-_-。)。。oＯ(甘さの中にスパイシー♪)
想像できませんでした(≧ω≦)ｂ
((o(>▽<)o)) きゃははっ（ま〜ま）
●最近、塩キャラメルなど甘辛系のお菓子がちょっとしたブームですが、それこそ
グッ!! (￣ε￣〃)b
ですよ。（うみがめ）
○塩キャラメル、ウチも大好き( ´艸｀)デヘッ
グッ!! (￣ε￣〃)bでっす！！-（ま〜ま）
○ ホワイトチョコレートの作り方までは知りませんでした。
所詮嗜好の問題で 私はどちらも好きですね。 （みずなす）
●実際私も最初に口にした時は、口当たりはチョコレートそのものなのに何故茶色くないんだろう、と疑問に思っていました。
やがてその製法を知り、なるほどと思いました。（うみがめ）
○なるほど〜、ホワイトチョコってそうやって作るんですか。何で出来ているのかと思っていたところなんです。（りひりひ）
●確かにあの独特の舌触りはチョコレートそのものですから、ただ乳成分と脂肪分を練り固めただけではあの食感は出せませんよね。（うみがめ）
○主人に頼まれてホワイトデーのお返し買って来たけど
１７人分は選んだつもりだけど
会社に持って行くの重かったらしいわぁ〜（かな）
●17人分ですか、きっと持ち切れなかったでしょう。（うみがめ）
○＞福岡の業者が扱っている、辛子明太子を練りこんだ変り種で
・・ハハハ・・
福岡に住んでるのに知らなかった〜
天神とかにも行ったけど、見なかったなぁ〜(^^ゞ（バンビ）
●もしかしたら通販限定かもしれません。私も取り寄せで購入しました。（うみがめ）
○白いチョコと言えば六花亭。。。
地元だったので つい宣伝したくなります。。。 （Tsu）
●ホワイトチョコといえば、今でこそ大手メーカーからも発売されていますが、かつては帯広銘菓といった印象がありましたね。 （うみがめ）