食べ物談義��
名物にうまいものなし？（2006.10.04）
旅先の楽しみと言えば、その地域の名産品を味わうのが一番かと思います。
ただ、「銘菓」と称して売られているものの中には、実は他県の工場に下請けさせているもの、あるいは地域の独自性は出ているものの類似商品が他地域にもあるものが結構存在します。
例えば、「ひよ子」というお菓子があります。子供の頃、東京都内のデパートなどで売られていたのを見て、てっきりこれは東京銘菓だと思っていました。しかし、ある時知り合いが博多土産だと言って「ひよ子」を持ってきたのを見て驚いた事を覚えています。
調べてみたら、「ひよ子」は元々博多銘菓で、東京に進出したのは東海道新幹線開業の頃だった、とのことです。そういえば、東京にはそれ以前から「ぽんぽこ」という同類の商品（焼き饅頭）がありました。
そう考えると、この手の焼き饅頭は各地にありますね。
私の知る範囲でも、香川の「かまど」、愛媛の「母恵夢（ぽえむ）」、少し変わったところでは北海道の「わかさいも」、もしかしたら他にもあるかもしれません。
コメント欄から
○確かに香川のかまども似ていますよね！
ただ、かまどの場合は皮に焼きが入ってないです。
なので白っぽい感じに仕上がっています。
有名なお菓子って似た感じのやつが全国に出まわるんですよね！（讃岐うどん）
●そう言えば、かまどはどこか白っぽい感じでした。
あと、わかさいもはその名の通りサツマイモをかたどっており、小豆餡の中に筋に見立てたおぼろ昆布が入っているのが特徴です。（うみがめ）
○ひよ子は懐かしいな〜
最近は見なくなったんだけど・・・博多だったんだ〜
「東京バナナ」は東京だけだよね〜なんで、バナナかわかんないけど・・あれ、大好きなんです〜♪（ひらり）
●正しくは「東京ばな奈」ですね。確かに、東京駅や羽田空港辺りではお土産人気�癸韻箸覆辰討い泙垢�、自分はあまり買ったことがありませんね。（うみがめ）
○子供の頃はひよこもぽんぽこも貰うと嬉しくて
美味しいと言うより可愛いと思って食べてたかなぁ〜（かな）
●ひよ子の食べ方について、頭から食べるか尻尾から食べるかによって性格がわかる、なんて話もありましたね。（うみがめ）
○私は可愛そうだから尻尾から・・・
結局食べるんだけどね。（笑）（かな）
○私、今日の今日まで、「ひよこ」が東京名菓だと思っておりました…。（バリ猫）
●まあ、九州及びその近郊に住んでいない限りひよ子が博多銘菓とは気づかないでしょうね。
関東ローカルのテレビ番組に「ひよ子提供ドライブゲーム」なんてのもありましたから…（うみがめ）
本家と元祖（2006.10.27）
その地域の名産とされるお菓子の中には、実は複数の業者が製造販売しているものもあります。
例えば、高松名物の瓦せんべい。私は子供の頃、瓦せんべいと言えば、紺色の包み紙の「宗家くつわ堂」のものを四国土産として食べていました。駅や連絡船の売店でも「宗家」のせんべいしか見たことがありませんでした。しかし、親が高松に赴任していた頃、瓦せんべいには実はもうひとつ、オレンジの包み紙の「くつわ堂総本店」が出しているものがある、と知りました。
創業は、総本店が明治元年（1868）、宗家が同10年（1878）と実は総本店のほうが老舗だったのです。ただ、宗家のほうが商売上手だったことで知名度を上げたものと思われます。
味のほうは、私が食べ比べた限りでは、総本店はパリッとした感じ、宗家はやや重い感じがします。
松山銘菓「タルト」も複数の業者が競い合っています。
特に有名なのが「一六本舗」と「六時屋」ですが、私の親は「タルトといえば一六」というブランドイメージが強いようです。ただ、地元の評判では六時屋のほうが美味しいのだそうです。
無理もありません。創業は一六が明治16年（1883、これが社名の起こり）、六時屋は昭和８年（1933）と一六のほうが早く、それで先に知れ渡っていたのでしょう。
味的には、私にはどちらも大差ないように思えますが、一六タルトの特徴は、前もってスライスされているところです。ただ、それ以外の会社が出しているものの中には、中の餡はざらざら、周りのスポンジはぱさぱさ、というのもあり、その会社（敢えて名前は出さない）のタルトははっきり言ってはずれでした。
川崎大師の門前町に栄えた飴屋も、実は複数あります。私が子供の頃、初詣の帰りに必ず寄っていたのは「松屋」という飴屋ですが、実は松屋自体が２軒あったのです。「松屋総本店」と「松屋の飴総本舗」の２軒ですが、共に明治元年、東京は深川で創業した飴屋がそのルーツだそうです。大師進出は、総本舗が昭和９年（1934）、総本店が同11年（1936）とほぼ同じ事から考えると、それぞれ別な飴職人が暖簾分けの形で大師に出店したのでしょう。他にも「評判堂」という、大師では最も老舗［創業・文久２年（1862）]の飴屋もあり、恐らく両松屋は評判堂の「評判」を聞きつけて、大師進出を決めたものと思われます。
コメント欄から
○銘菓、老舗と、ありますが、どちらもよそ者には名前も似ているし、おぼえづらいですね。知る人ぞ知る味でしょうね。四国へ旅する機会がありましたらそのときにはプリントアウトして、間違いなくおいしいお菓子をゲットしようっと。（ナナ）
●瓦せんべいにしろ、タルトにしろ、どの会社のが美味しいかは、その人の味覚次第だと思います。瓦せんべいは、自分としては宗家のほうが気に入ってますが、総本店のほうが美味しいと言う人もいます。（うみがめ）
○長崎のカステラもそうですよね。
観光客はどこのカステラを買ったらよいか悩みます。
結局有名な文○堂になるんですが。。。
学生時代に松山に行ったときは、迷わず一六タルトを買いました。確かにもう一社ありましたね。もう15年前の話で記憶が曖昧です(^_^;（ポン太）
●カステラ一番 電話は二番…ですね。あの会社は、地元長崎よりも県外のほうが知名度が高く、東京や北海道に住んでいたときは、前述のＣＭをよく見掛けたものでした。
タルトでもう一つ有名なのは「ハタダ栗タルト」で、これはその名の通り餡の中に栗が入っているのが特徴です。（うみがめ）
○＜本家のお婆ちゃんの味＞と＜元祖の母の味＞
『私は、どちらもオイＣ。』欲張りン坊ハニー（ハニー）
●川崎大師の飴屋について、我が家が利用していたのは確か総本舗のほうだったと記憶しています。テレビで飴切りの実演をよく披露していたのも総本舗だったはずです。総本店については存在すら知りませんでしたので、味の違いはわかりません。（うみがめ）
○太宰府天満宮に
梅ケ枝餅って焼餅があるんですけど
そこでも「本家」「老舗」「元祖」・・色々な表現があって
どこが一番古いのか、おいしいのか
わかりませ〜ん(^_^;)
聞いた中では「本家 かさの家」が
一番おいしいって聞きましたけど、
さーて、どうなんだか・・。（バンビ）
●太宰府には一度訪れたことがありますが、仰るとおり、梅が枝餅を扱う店が門前町に建ち並んでいた感じでした。土産物店だったり、店内で食べることの出来る店だったり…（うみがめ）
○長崎のカステラには福砂屋というのと文明堂との二大ブランドがあります。しかも文明堂のＣＭソングのメロディには東京バージョンと長崎バージョンとがあり、さらについ最近まではそのＣＭソングを使っていない地域（東海や近畿など）も存在したのです。こういう背景を知らずに、東京人が当然のように「天国と地獄」バージョンを持ち出すのをよくみますが、腹立だしい限りです。
大垣では有名な「金蝶（園）饅頭」や「水まんじゅう」でも、元祖金蝶園、本家金蝶園、金蝶園総本家、金蝶饅頭、金蝶堂などいろいろ乱立しててグチャグチャです。兄弟とか子どもとかでいろいろ分かれたそうな。 （リンク先参照）
そのお隣にある私のふるさと・岐阜県神戸町（ごうどちょう）でも、三枡屋製菓と三枡屋本店というのがあります。名前の通りもともとは「本店」が本店だったらしいのですが、どちらかというと「製菓」の客の入りがいいですし、「本店」はみやげ用菓子の製造を今はやめてます。
「ひよ子」の場合はもっと複雑ですね。
余談ですが、「ごまたまご」って東京では菓子ですけど名古屋では卵のことです。（かじか）
●まあ、カステラに限らず、実は関東（を中心の）ローカルＣＭをさも全国の人が知っているような言い方をする傾向がどうしてもあります。正直私もいい気はしませんが…（うみがめ）
○元祖、本家、宗家、総本店… 元々は店子が独立して暖簾分けをした ことから、いろんな呼び名が増えたんでしょうが、味覚は千差万別で すから、絶対にここが一番！とは言えないですよね。
ただ、いくら名前にこんな名称がついてても、それなりの努力をして いないお店では価値無しかと思います。老舗なら老舗なりの努力をし ないとね。（バリ猫）
●幸か不幸か、私は「本家」「元祖」などの名称のついた店で、はずれを掴まされた記憶がありません。「タルト」のはずれは元々別な菓子が主力商品の会社が出していたものだから、まあ致し方ないかな、と思いました。（うみがめ）
○「金蝶堂」で検索していて、このページに来ました。
上の方でコメントされている岐阜県大垣市のお饅頭屋さんのことです。
酒饅頭が名物で、地元では似た名前の店が多いことで知られていますが、郭町にある「金蝶堂総本店」がホントの本店で、あとは「金蝶園」系も含めて分家や暖簾分けだそうです。
郭町というお城に近い古い町にあることと、店内に家宝のカンザシがあるのが証拠ですが、 イチゴやバナナを入れた色物の菓子を作らず、誠実な味の菓子だけ作っているのが何よりの老舗の証明かと思います。
私の実感でも、うみがめさんが仰るように、「本家にはずれなし」です。
しかし、どこの分家乱立系のお菓子屋さんでも同じ事が言えるようですが、 しばしば本家はアピールが下手で損をしているような気が・・・。
その味が証明、というだけでは足りない時代なのかもしれないですね。（甘党）
●大垣の金蝶饅頭については、残念ながら私は食べた事がありません。
似たようなケースとしては、広島の「もみじ饅頭」があるでしょうか。
後発のメーカーは中の餡の代わりに様々なクリームを使って個性を発揮していますが、本家と呼ばれるところは昔ながらの味に拘っているような感じがあります。（うみがめ）
日清食品と明星食品（共に即席めん業界大手）の業務提携に関するニュースを聞いていて、こんな事を思い出しました。
即席めんにも地域によって特色があるということです。
例えば、カップうどんの双璧をなす「きつねどん兵衛」と「赤いきつね」、共に関東と関西では味が違う、ということをご存知ですか？私も両者を直接食べ比べた訳ではありませんが、東日本仕様は鰹だしベース、西日本仕様は昆布だしベースなのだそうです。両者のボーダーラインは愛知・岐阜・富山を結ぶラインだそうで、これら３県では両者が入り乱れて流通しているのだそうです。
商品展開にも地域性がうかがえます。
例えば、北海道辺りでは「マルちゃん」の即席めんが圧倒的なシェアを誇っています。私の記憶では、函館では各社の商品が平均して見られましたが、釧路では（特に袋めん）殆んどマルちゃんの独占状態でした。他地域にはない「しょうゆ味ラーメン」「みそ味ラーメン」などが流通しているのも特徴です。
あと、「チキンラーメン」と言えば、一時期は西日本限定商品でした。私の子供時代は、母の実家で売られていたり、そこから送られてくる荷物（家の庭に植わった木から取れるみかんが中心）の中にたまに紛れていたりしたのを見かける程度でした。全国展開したのは20年程前だったと思います。
「うまかっちゃん」も、当初は九州限定商品だったのが、やがて全国展開した商品です。
更に、「ペヤング」は東日本限定、「金ちゃん」「イトメン」は西日本限定、「寿がきや」は名古屋基盤、「マルタイ」「五木」は九州基盤、という風に特定の地域でしか出回っていない商品群も多いのがこの業界の特色だと思います。
あなたにとってのお勧めの一品は何ですか？
コメント欄から
○マルタイラーメンは九州地方だけのようですね。登山家の中にはファンが多く、わざわざ取り寄せる人もいるそうです。
棒ラーメンなので登山の荷物がかさばらないのがいいそうです。（ポン太）
●マルタイの棒ラーメンは四国や関東でもたまに見かけます。
あの即席めんらしくない食感が私も好きです。（うみがめ）
○マルタイの本社はうちから車で３０分くらいの
佐賀に向かう国道沿いにあります
こっちではＴＶでＣＭも
あってますよ♪
結構人気あるんだー(・o・)
っと、びっくりしてます(^_^;) （バンビ）
●さすがにマルタイのＣＭは観たことがないなあ…
九州基盤では、五木の鍋焼きうどんもよく食べてます。特にキムチ味がお気に入りです。（うみがめ）
○CMやってますねー。 夏は冷やしマルタイがいいですよね＾＾（ポン太）
○マルタイの棒ラーメン近くのスーパーから買って来て食べていますよ。最近は醤油味の他にとんこつ味、九州味も出てます。九州味はお値段が少し高いのです。 （ナナ）
●マルタイには、棒ラーメンのほかにも長崎名物の皿うどんや、カップしるこなどの商品があります。これはもしかしたらご存知ないかもしれません。 （うみがめ）
○スープは、サッポロの佐野限定。
麺は、日清の油っこくない商品。
（例：ＵＦＯの麺にソースをかけない。判りますか？）
総合評価：マルタイ（カップ・袋）
エースコックのワンタンメン。
＊新商品は、即 購入。＊
＊ミソ味が食べたくても、細かい肉が入ってる。コレが苦手。＊ （ハニー）
●エースコックのワンタンメンも一時関西限定商品でした。
さすがにこれは母の実家でも見たことがありませんでしたから、四国でも売られてなかったのです。 （うみがめ）
○地域版より老舗の味にたどりつきます。
私もいろいろ食べてみたものの、日清焼そば（袋）です。
懐かしい味。
子供の頃からずーと（笑） （となりのトトロ）
●即席麺業界は、年に何百という新商品が売り出され、当初こそ物珍しさで売れるものの、結局は定番商品に落ち着く傾向が強いようですね。（うみがめ）
○サッポロ一番カップスター♪の味噌味が一番好きです。
西日本仕様のきつねどん兵衛と赤いきつね食べてみたいものです。（サクロン）
●サッポロ一番と言えば、オリジナルのしょうゆ味は中四国・九州では殆ど見掛けず、代わりに「ごま味ラーメン」というのが出回っています。ごまベースのしょうゆ味ですが、何故これが西日本限定かはわかりません。 （うみがめ）
○マルタイの棒ラーメンは西友は常時取り扱ってるそうです。関東資本なのに・・・。私の彼女は佐賀県と長崎県とを行ったり来たりした人ですが、マルタイはやはりうまいそうです。
「うまかっちゃん」と並び「うまいっしょ」も当初はローカルだったそうですね。むかし「よかとん」ってのもありませんでしたか？
ぺヤングは「キャプテン翼」のスポンサーでしたね（独立U等番販地域を除く）。当時東海地方では売られてませんでしたが今は見かけます。
金ちゃんヌードルは、東海や関西等ではハウスと並んでよくテレビで見るCMですね（特に深夜）。かつてはイトメンもよく見ましたが今は東海地方では流れないですね。１５年前は鳥取ではよく流れてました。地元兵庫の隣ですので。
寿がきやの和風とんこつラーメンは、単独社の製品なのであまり表に出ませんが東海地方では絶大な人気を誇ります。かつては関東でも郊外のショッピングセンターによく入ってましたが今はあまりありません。私もあんまり好きじゃないですね。
東海地方ってやはり、東日本でも西日本でもなく両方の文化が入り、独自のものも根強く存在する、ということが、麺文化ひとつとってもよく分かります。 （かじか）
●確か以前何かのテレビ番組で、「だしの境界線を探せ」という企画がありました。駅ホームの立ち食いそば（うどん）屋を通じて関東風の濃口だしと関西風の淡口だしの境界線を探す、という内容でしたが、この時も「境界線は愛知県内にあり」という結論だったと記憶しています。
「金ちゃん」の徳島製粉は、西日本一帯でハウス同様売れ残ったスポット枠をまとめて買い取る、地方局にとっては得難いスポンサーです。関西・東海で深夜枠に目立つのはそうした事情からでしょう。四国辺りでは日中でもよく見かけますよ。 （うみがめ）
大人のチョコレート(2007.02.15)
チョコレートの話です。チョコっとだけお付き合い下さい。
例年２月14日前後に職場関係から頂くチョコレートの中には、お酒の入ったものがあります。
去年はウイスキーボンボン、今年は日本酒を使ったものでした。
ただ、アルコールを含んでいるこの手のお菓子は、食後のデザートにするにも、それ以前にお腹いっぱいになっている場合が多いし、晩酌という習慣がない私には、これを酒のつまみにするという感覚もありません。おやつとして気軽に口にできる代物でもないし、同じ貰うならシンプルな生チョコのほうがいいかな、とつい思ってしまいます。現に今年妻が私に（彼女自身のためでもある）選んだのも生チョコでした。
お酒を利かせたチョコレートは昔からあって、実はたまに食べた事もあります。
その中でも「ボトルチョコレート」という商品は、洋酒のボトルをかたどった５個のチョコの中に、それぞれウイスキー・ポートワイン・コニャック・オレンジキュラソー・ラムの入ったものでした。
洋酒がそのまま入っている為、子供の口にはやはり刺激が強かった記憶があります。
今でこそ、この手の商品には「未成年、アルコールに弱い方はご遠慮下さい」という注意書きがなされる様になりましたが、私が子供の頃にはまだなく、その結果子供の口にも入りやすかったのでしょう。
ボトルチョコは中小メーカーの商品でしたが、大手メーカーからも、ラムレーズンを練りこんだ「ラミー」、ブランデーゼリーの入った「バッカス」、アーモンドの周りにブランデークリームを塗した「ＸＯアーモンドチョコ」などの商品が発売されてましたね。どれも子供の頃一度は口にしたことがありますが、やはり大人の味だなという感想しか持てませんでした。
コメント欄から
○かみさんから貰ったのが、オレンジピールのリキュール漬が入ってたのでした。
大人になって、あの味は、わかるのかな？子供ながらに、チャレンジャーだったなぁと思います。（Colour）
●大人になった今でも、アルコール入りのチョコはあまり美味しいとは感じませんね。
やはりお酒はお酒、チョコはチョコで味わうのが一番のように思います。 （うみがめ）
○のんべの主人でさえ、お酒の入ったチョコレートは、いらないと言います。シンプル イズ ベスト！だそうです。おすそ分けをいただく、子供と私のためにも、ミルクチョコレートが良いですね！（ミミ）
●そうですか、やはり私と同じことを考えている人は多いようですね。
風味付けのため多少洋酒を利かせる程度なら許せますが…（うみがめ）
○そうなんだ〜分ける派なんだ＾＾
私のダーリンはチョコはだめなんだけど、今年焼酎チョコ発見で、やっとチョコ食べてくれたよ〜（ひらり）
●中には体質的に甘いものを受け付けない方もおられますが、「チョコが苦手」という男性の多くは単なる強がりでそう言ってるだけかもしれません。
恐らくひらりさんのご主人もそんな感じとお見受けしました。 （うみがめ）
○なるほど。洋酒入りチョコは、好みが分かれそうですね。
アルコールに弱い私には、ボトルチョコレートは、刺激が強いです。
ほんのり、きかせてあるくらいならいいのですが・・・
ふだん、お酒は飲まない主人の場合（チョコ大好き）、 軽く洋酒の入ったチョコなら食べますよ♪（スーパーサイヤ人しなぷす）
●確かにこればかりは好みが分かれる所だと思います。
本当にアルコールに弱い人は、軽くブランデーの香りを利かせただけのものでも酔ってしまうといいます。 （うみがめ）
○たまに食べたくはなりますが、洋酒入りは本来おいしいものではありません。
洋酒のつまみには、ミルクチョコレートが一番です。
昨晩娘に貰った、９９％カカオのチョコレート・・・砂糖抜き・・・どうやって消費しようか、考えると頭が痛いです。(笑) （poket）
●カカオ99％のチョコレートか…
ポリフェノールを含んだ薬と思って食べてみては？（うみがめ）
○私のは、リンツのカカオ７０%でした。程よい甘さでした。 （＾з＾）（マサヤ）
●チョコレートの本場ベルギーでは、確かカカオ豆100％のもの以外はチョコレートと呼んではいけない決まりだ、と聞いたことがあります。
poketさんへのレスにも書いた通り、これはかつてチョコレートは薬代わりだったことの名残でしょう。 （うみがめ）
○ありました、ありました！ボトルチョコ！
父にバレンタインデーでプレゼントして、自分も食べさせて もらいましたが、ほんと、子供には刺激が強かったですよね。 （バリ猫）
●確かに、ラミーチョコの場合、入っているのはラム漬けレーズンだからそれほど刺激は強くありませんが、ボトルチョコはもろお酒が入っているから、やはり大人の味かもしれませんね。 （うみがめ）
○「ラミー」や「バッカス」〜懐かしい商品名です。私も子供のころ「ラミーチョコ」を一枚食べて、足元が少しふらついたのを思いだします。今でも売ってるのかな？（西風）
●ラミーやバッカスは、確か季節限定ながら今でも販売されています。
やはり、チョコレート自体秋冬物の商品といったイメージがあります。（うみがめ）
○私もお酒入りのチョコはあまり好きではありません。
また、チョコはチョコだけがいいですね。中に何か入っているのよりも。
あくまでも好みですが。（戌年男）
●「中に何か入っている」の何かにもよると思います。
私はアーモンドやピーナッツ、あるいは麦パフの入ったものは、好きでよく食べてます。あとフルーツクリームの入ったものも。 （うみがめ）
○クリームはぎりぎりセーフでしょうか。 それ以外も全く食べないわけではないのですが・・・・。（戌年男）
●ナッツ類もやはりチョコとは別に食べたい口、とお見受けしました。（うみがめ）
チョコレートの定番(2008.02.13)
一年のうちで最もチョコレートの売上が多い季節といえば、何と言ってもバレンタインデーに向けた時期ですね。
ところで、チョコレートに関しても、即席めん同様毎年様々な新商品が世に出るものの、結局は古くからの定番商品が売れる傾向がありますね。
そんなチョコレートの定番ともいうべき商品にはどのようなものがあるか見ていきましょう。
森永ミルクチョコレート
大正７年（1918）に発売された、我が国に現存するチョコレートの中では最も古い商品です。
明治32年（1899）創業の森永は、同42年には早くも板チョコの生産を始めていますが、当時は輸入した原料チョコを加工するに留まっていました。原料カカオ豆からのチョコレート一貫製造には巨額の設備投資費用と高度な技術が必要だったのです。
そんな折に渡米した創業者・森永太一郎は、彼の地でのチョコレート工業の発展と消費量の多さを目の当たりにします。
いずれ我が国でもチョコレートが一般的に食べられるようになる、そう確信した彼は日本初のチョコレート一貫製造設備を作ろうと決意します。
こうして世に出たミルクチョコレートが、その後のチョコレート大衆化の原動力となったのですが、当時の値段は一枚15〜10銭、大福や最中が一個５厘だったことを考えるとまだまだ高価だったようです。
明治ミルクチョコレート
大正５年（1916）創業の明治製菓がその10年後の同15年に発売、これもロングセラーとなっています。
戦時中は物資統制の中でチョコレートの生産もままならず、再開されたのは昭和26年（1951）のことでした。
同35年にカカオ豆の輸入が自由化されると、商品の多様化が進みましたが、明菓でもそれに先がけ同32年にミルクチョコレートデラックスを発売、厚型板チョコの先駆者となりました。
チョッコレート チョッコレート…と歌うＣＭソングは今も健在です。
グリコアーモンドチョコレート
昭和33年（1958）発売。チョコレートひと山にアーモンドを丸ごと入れるという発想は画期的でした。
それまでもアーモンドの入ったチョコレートはありましたが、殆んどは砕いたアーモンドがチョコレートに入っているものでした。チョコレート市場への参入にあたり、「他と同じものではつまらない」と考えた創業者・江崎利一の号令の下、商品開発が進みましたが、発売当初は機械の開発が間に合いませんでした。
そこで、なんとアーモンドの粒を一つずつピンセットでチョコレートに入れるという原始的な方法で生産されていたといいます。
そんな社員の苦労が報われたのでしょう、同37年、チョコレートのオリンピックといわれるベルギーの「モンド・セレクション」で、ナッツ部門第一位に輝きました。日本で初めての快挙でした。
同44年にはフライド製法による一粒チョコも売り出され、アーモンドチョコと言えばグリコのイメージを不動のものにしました。
不二家ルックチョコレート
昭和37年（1962）発売。発売当初は板チョコだったそうですが、やがて一粒チョコとなっています。
ミルクチョコに風味付けされたクリームが入っているのが特徴ですが、そのフレーバーは当初コーヒー・苺・バナナ・キャラメルだったそうです。
長らくパイン・苺・アーモンド・バナナが使われていましたが、ナッツクリーム・アラモードの発売によってアーモンドが抜け（他はヘーゼルナッツ・カシューナッツ・マカダミア）、メロン（後にキャラメルが復活）が加わる形となっています。
ロッテガーナチョコレート
昭和39年（1964）発売。当時はアメリカ式の軽い味わいが主流だった中、ミルクチョコレート発祥の地スイスの味をコンセプトに、まろやかな口どけと味わいが人気を集めました。
上記記事で紹介したラミーやバッカスはそこから派生した商品になります。
ネスレキットカット
昭和48年（1973）に、イギリスのロントリー・マッキントッシュとのライセンス契約の下、不二家から売り出されました。
ウエハースをチョコレートで包み棒状にしたものを２〜４本束ねていますが、チョコの代わりに宇治抹茶、いちご、夕張メロンなど様々なコーティングのなされた姉妹品も出されています。
マッキントッシュ社はその後ネスレに吸収合併されたことから、平成１年（1989）にはネスレと不二家の合弁によるネスレコンフェクショナリーが設立され、現在はそこから製造販売されています。
近年は「きっと勝つ」の語呂合わせから、合格祈願の商品としても人気がありますね。
この中に、貴方のお気に入りはあったでしょうか？
コメント欄から
○チョコレートというと、芥川製菓のチョコレートが好きですね。
明治１１年に風月堂が最初に製造。
明治３２年に森永製菓が２番手で製造。
森永は当時森永商店だと思います。
現存する最古のチョコレートメーカーですね。
芥川製菓は大正３年からの製造で３番目になります。
また、一時期森永と業務提携していた時期もあったと 記憶しています。
スーパーやデパートで、大量に売られているチョコには、 芥川製菓の名前があると思いますよ。
ちなみに東京の駒込に本社があります。（Colour）
●調べたところ、同社は現在チョコレート専業となっているようです。
年に数回直販セールもしているそうで、それだけ地域の人から親しまれているのでしょう。（うみがめ）
○ここに紹介されているものの中では やっぱりルックでしょうか。
基本的には ミルク系よりブラックが好き。
でも 明治のストロベリーもすきですね♪ （さっこ）
●近年は、カカオ豆に含まれるポリフェノールの効果を期待して、カカオの含有量の高いチョコレートも売られていますが、はっきり言って苦いです。
だから私は、薬と思って食べることにしています。（うみがめ）
○私は従姉妹からメリーのチョコをいただいたのですが、おいしいんですけど、やはり明治のミルクチョコが一番好きですね。
カカオ効果を期待して98％のを食べたことがありますが、 苦いだけでした。
それでも全部食べ終わる頃には慣れてきたのか、おいしく感じました。（poket）
●以前からある明治ブラックチョコレートって、カカオ含有量としてはどの程度なのでしょうか？
加糖だからそんなに苦く感じないのですが…（うみがめ）
○やっぱり昔からのチョコレートは美味しいですね。ガーナチョコレートはまろやかで好きです。ルックチョコレートも色んな味が楽しめていいですね。
あと、ラミーやバッカスは高校生の頃に学校でよく食べました。洋酒のほろ苦さが大人っぽくてチョコの甘さと合い間って美味しかったです。
今のチョコレートはおしゃれすぎやしませんか？（りひりひ）
●あと、ルックチョコからクリームを抜いたような「メロディ」や、アーモンドチョコからアーモンドを抜いたような「セシル」といった商品もありましたね。
何れも今は生産中止のようですが…（うみがめ）
○やっぱり、ガーナですね。
年がばれるけど。（seaヤン）
●いえいえ、ガーナチョコは今も人気商品ですよ。
むしろりひりひさんへのレスでも挙げたメロディやセシルが好きと言えば年もばれそうですが。 （うみがめ）
○確か小学校の頃、ハートチョコが発売されて バレンタインに流行った記憶があるんだけど
１枚５０円くらいだったかな？
子供でも買えるお値段だったような（かな）
●ハートチョコですか、あれこそバレンタイン商戦にはぴったりの商品でしたね。
確かハート形の板チョコの中にクラッシュピーナッツが入っていました。（うみがめ）
○チョコレートの歴史を紐解くのも面白いですね♪
ウチの場合、主人は、時々、ルックチョコを買ってます。
私は、ルックチョコのナッツクリームが好きでした。
娘たちは、キットカットが好きですが、最近は、 「合格祈願」と称して、ホワイトチョコバージョンとの 詰め合わせを見かけますね。
今日（14日）、長女は、森永と明治のミルクチョコレートを 溶かして作ったプチチョコを「友チョコ」として、 持って行きましたよ（スーパーサイヤ人しなぷす）
●そうそう、「今時バレンタインデーに愛を告白するなんて…」と考える女子中高生が多くなった、とテレビでも報じられていましたね。
しなぷすさんのお嬢さんも、本命でも義理でもない「友チョコ」を送るあたり、きっとそうしたタイプなのでしょう。（うみがめ）
○バレンタインにはあんまりいい思い出はないですが、 もらったもので微妙だったのが「明治アポロチョコレート」でした。
イチゴ味で好きですが、どう見てもいわゆる「義理チョコ」の類で お返しにも悩んでしまいましたね。
まあもらったものと同じ程度のものをお返しするのもやっぱ抵抗があって 結局結構なお値段のお返しをすることになってしまいました。
「義理チョコ」をやめる呼びかけを社員にしてその分を募金している企業もあるとニュースでやっていました。
もう「義理チョコ」はいらないかなって個人的には思いますね。（田中のぶあき）
●私自身もあまりこの日にいい思い出があるわけではありません。もらえない年のほうが多かったです。orz（うみがめ）